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XRPファンダメンタルズ 2026年9月12日「希薄化は 焼却に勝つ」
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XRPの焼却は希薄化を相殺しない。指数ETFの届出書が書いた


主要ニュース

XRPの焼却は希薄化を相殺しない。指数ETFの届出書が書いた

Cryptex Digital Market Cap ETF は9月11日、様式S-1の修正第4号を提出した。36銘柄の時価総額加重指数に連動するファンドの登録届出書で、構成銘柄ごとに数ページの説明が付く。XRPの語は全体で65回出てくる。

そのうち供給に関する記述はこうである。

The burn rate is modest in aggregate and does not materially offset the structural supply expansion from monthly escrow releases.

焼却の規模は小さく、毎月のエスクロー解放による構造的な供給拡大を実質的に相殺しない、と書いてある。同じ節は、実効的な年間インフレ率を3.9%から5.9%と置き、毎月最大10億枚という解放日程をあらゆる主要デジタル資産で単一最大の構造的供給要因と呼んでいる。

締めの一文はこうである。

Investors should view XRP supply as substantially under Ripple’s discretionary control on a forward basis.

今後については、XRPの供給は実質的にRippleの裁量下にあるとみなすべきである、という意味になる。

同じ書類が、レールとトークンの区別をそのまま書いている

ネットワークの利用を説明する節には、次の一文がある。

The extent to which these enterprise products require XRP utility versus merely Ripple’s software has been a recurring subject of analyst debate.

企業向け製品がXRPそのものを必要とするのか、Rippleのソフトウェアだけで足りるのかは、繰り返し議論の対象になってきた、と書いてある。直前の段落では、RippleNet、On-Demand Liquidity、Ripple Payments が実際に送金回廊で使われていることを認めている。認めたうえで、それがXRPの需要かどうかは別だ、と続けている。

レールが使われることとトークンが価値を捕捉することは別である——という区別が、証券取引委員会に出す登録届出書の本文に入っている。運用会社が自分の売る商品について書いた文なので、宣伝の側へ寄る理由はあっても、希薄化を強調する理由は無い。

XRPは指数で7番目。適格性が重みを0.05ポイント押し上げている

9月8日時点の構成はこうである。

銘柄区分指数の重みファンドの重み
BTC適格25.83%26.12%
ETH適格13.55%13.70%
DOGE適格5.51%5.57%
ADA適格5.16%5.22%
BNB非適格5.14%4.51%
HYPE適格5.01%5.07%
XRP適格4.36%4.41%
TON非適格3.63%3.18%

区分は取引所の一般上場基準による。承認済みの上場投資信託の原資産であるか、国法証券取引所か商品先物取引委員会に登録された取引所に上場した先物・オプションがあれば適格になる。届出書は、XRPが適格である根拠を Coinbase Derivatives と Bitnomial の先物に置いている。

非適格の合計はファンドの15%までに抑えられ、削った分が適格銘柄へ比例配分される。その結果、XRPは4.36%から4.41%へ0.05ポイント上がり、BNBは5.14%から4.51%へ0.63ポイント下がる。指数では0.78ポイント下にいたXRPが、ファンドでは0.10ポイント下まで詰める。

規制上の資格が、重みという数字になって現れている。ただし押し上げ幅は0.05ポイントで、順位は7番目のまま変わらない。

許可制DEXの注文は6,977件。今日は空白なしで24時間続いた

取引の照会で、台帳106910135から106932609まで、協定世界時9月11日10時02分01秒から9月12日10時02分01秒までを全件で数えた。

項目9月10日9月11日9月12日前日差
板を出す口座の全取引40,00739,18943,951+12.2%
OfferCreate34,60533,46236,851+10.1%
OfferCancel4,1023,9834,756+19.4%
DomainIDを持つOfferCreate6,5335,8196,977+19.9%
全offerに占める割合18.9%17.4%18.9%+1.5ポイント

昨日は3時間26分の空白があった。今日は最初の注文が台帳106910136、窓が開いた直後で、最後が台帳106932562、窓が閉じる1分ほど前である。あいだに1時間以上の途切れは無い。

組み合わせの内訳はこうである。

組み合わせ9月10日9月11日9月12日
EUROPを渡してXRPを受け取る3,2112,8213,514
XRPを渡してEUROPを受け取る3,1922,8633,346
EUROPを渡してRLUSDを受け取る707059
RLUSDを渡してEUROPを受け取る606558

XRPを含む組み合わせは5,684件から6,860件へ20.7%増えた。XRPを含まない組み合わせは135件から117件へ減り、割合は2.32%から1.68%になった。件数が戻った日に、XRPを含まない側だけが減っている。

2つ目の口座 rsuPMuiq8TDTjgLuGU7LDFFnTB6s2nTuCx は、3日続けて取引が1件も無い。

板は4本のまま。XRPとRLUSDを結ぶ2方向は5日続けて0本

板の照会を台帳106932609でかけると、ドメインD94C86…に残る注文は4本である。

板9月10日9月11日9月12日
XRPを渡してEUROPを受け取る011
EUROPを渡してXRPを受け取る011
EUROPを渡してRLUSDを受け取る011
RLUSDを渡してEUROPを受け取る011
XRPを渡してRLUSDを受け取る000
RLUSDを渡してXRPを受け取る000

2つ目のドメイン52CA75…は、6ペアとも0本のままである。台帳項目の照会では、2つのドメインの所有者も、受け入れる資格の指定も変わっていない。どちらも発行体 rUhvWdQZKAyzVJPa3TiX9fULQswc5iinMn の EUROP_Approved 1種類だけを受け入れる。

口座の注文は15本。開かれた板のXRP対RLUSDが5本に戻った

口座オブジェクトで、板を出している口座の注文を台帳106932609の時点で全件取った。

置いている場所9月10日9月11日9月12日中身(9月12日)
ドメインD94C86…の中044EUROPとXRPが2本、EUROPとRLUSDが2本
開かれた板111011XRP対RLUSDが5本、XRP対AUDDが2本、RLUSD対ETHが2本、RLUSD対BTCが2本

auto-bridging に要るXRP対RLUSDの板は5本あり、5本とも開かれた板にある。ドメインの中には5日続けて1本も置かれていない。

板を出す口座のXRPは7万枚減った。残る6口座は3日ぶりに動いた

口座情報の照会で、資格を配られた7口座の残高を台帳106932609の時点で取った。板を出している口座は582,594.189573枚から511,775.285487枚へ、70,818.904086枚減った。昨日は219枚増えていた。

残る6口座の合計は89.536372枚から86.536332枚へ、3.000040枚減った。3日続けて1ドロップも動いていなかったのが、今日は2口座が動いている。

資格を配られた口座のあいだで、10銘柄目のトークンが動いた

その2口座の中身を取引の照会で見ると、通貨コード MXNB のトークンが関わっていた。

  1. 台帳106915479、協定世界時9月11日15時45分51秒に、一方の口座が MXNB のトラストラインを設定した
  2. 24台帳あと、15時47分22秒に、もう一方の口座が MXNB を10単位送った
  3. 同じ口座は、別の宛先へXRPを1枚と2枚、続けて送っている

発行体の債務照会では、この MXNB の発行残高は台帳106932609の時点で4,500単位である。発行体 rhLUqpTti6n5mED1Qw9QcCEk6Q8Zf61FB9 の口座は2025年8月13日に資金を入れられ、以後の取引は530件しかない。直前の活動は2026年5月29日で、3か月半ぶりに動いたことになる。

送り手の口座と、2つ目のドメインの所有者は、2026年5月26日に同じトラストラインを設定していた。EUROPの部屋を回している同じ顔ぶれが、別の通貨コードのトークンも持っている。

板の照会では、MXNBとXRP、MXNBとRLUSDの板は、開かれた板に両方向とも0本である。発行はされているが、交換される場所が無い。

台帳が示すのはここまでである。この通貨コードが何の通貨に紐づき、誰が発行しているのかは、台帳には書かれていない。集計元の銘柄一覧にも入っていないので、後述する9銘柄には含めていない。

抜き取りでは、今日も3人目が出てこない

9月8日に2つ目の口座が見つかったのと同じ抜き取りを、今日もかけた。60台帳に1つ、375台帳を開けて28,788取引を見た。OfferCreateは8,885件で、DomainIDを持つのは108件である。

108件は、全部が同じ1口座、同じ1ドメインだった。

この刻みで拾えなかった参加者がいないことは、これでは示せない。

許可制の外でEUROPを相手にした注文は、さらに半分になった

EUROPの発行体に紐づく取引を、同じ窓で全件取った。

項目9月10日9月11日9月12日
発行体に紐づく取引17,4219,1649,195
ドメインの中のOfferCreate6,5335,8196,977
開かれた板のOfferCreate8,6241,268613
ドメインの中の割合43.1%82.1%91.9%

開かれた板の613件のうち612件は rGexjC9cQtQp5u7YcRYnCQh29sRft8kd3D で、RLUSDとEUROPを両方向にちょうど306件ずつ置いている。昨日の1,265件から51.6%減った。残る1件は別の口座が出したEUROPとXRPの注文である。

ドメインの中の割合は82.1%から91.9%へ上がった。今日は中が19.9%増え、外が51.6%減っている。一昨日は外が消えただけだったが、今日は中も増えた。

10日に開かれた板でXRPを渡してEUROPを受け取る注文を7,400件置いていた rBTwLga3i2gz3doX6Gva3MgEV8ZCD8jjah は、24時間の取引が137,394件から53件へ落ちた。OfferCreateは20件で、組み合わせはUSDとXRPが19件、XRPとUSDCが1件である。EUROPは2日続けて1件も無い。同じ口座の残高は279,061.366709枚から261,687.420167枚へ17,373.946542枚減った。

RLUSDはXRPLで2,151万ドル増え、Ethereumで400万ドル減った

XRPLの発行体とEthereumの契約を同じ時刻で測った。

場所9月11日 10時02分01秒9月12日 10時02分01秒差
XRPL(台帳106910134→106932609)1,031,501,745.1511471,053,014,745.151133+21,512,999.999986
Ethereum(ブロック25953431→25960602)1,373,732,627.8560321,369,732,627.856032−4,000,000.000000
合計2,405,234,373.0071792,422,747,373.007165+17,512,999.999986

Ethereum側は1回である。契約の総供給を二分探索すると、協定世界時9月11日18時30分59秒のブロック25955967で、ちょうど400万ドルが減っていた。ほかに動きは無い。

XRPL側の増加は、ここ1か月でいちばん大きい1日分にあたる。7日で見ると集計元の系列は10億3,030万ドルから10億5,301万ドルへ2,271万ドル増えており、その増分のほぼ全部がこの24時間に出たことになる。

XRPLの割合は43.46%へ0.58ポイント上がった

時点XRPLEthereum合計XRPLの割合
8月12日(台帳106241475/ブロック25738187)816,392,602.37757,761,361.541,574,153,963.9151.86%
9月4日(台帳106753699/ブロック25903225)1,032,862,127.541,365,917,319.022,398,779,446.5643.06%
9月11日(台帳106910134/ブロック25953431)1,031,501,745.151,373,732,627.862,405,234,373.0142.89%
9月12日(台帳106932609/ブロック25960602)1,053,014,745.151,369,732,627.862,422,747,373.0143.46%

昨日までの2日は、どちらの台帳も減ったうえで、減り方の差が割合を動かしていた。今日はXRPLが増え、Ethereumが減っている。割合が上がった理由が、はじめて分子の増加になった。

8月12日の51.86%からは、まだ8.4ポイント下にある。

連邦公開市場委員会の板は、利上げが59.65ポイント上に開いた

昨日の協定世界時12時30分に公表された8月の消費者物価指数は、総合が前月比0.4%、前年比3.4%だった。昨日の板の値は、この公表のおよそ1時間前に取ったものである。公表から24時間たった一次の板はこう動いた。政策金利は現在3.50〜3.75%である。

結果9月10日9月11日9月12日
25ベーシスポイントの利上げ50.5%60.5%78.5%
据え置き46.5%38.5%19.5%
50ベーシスポイント以上の利上げ0.75%0.75%0.65%
25ベーシスポイントの利下げ0.45%0.55%0.35%
50ベーシスポイント以上の利下げ0.15%0.15%0.05%

利上げ側の合計は79.15%、据え置きは19.5%で、差は22.75ポイントから59.65ポイントへ開いた。24時間の出来高は586万5,755ドルから2,008万6,817ドルへ3.4倍になり、累計は1億3,615万7,422ドルである。

出来高が3倍を超えた日に、値が18ポイント動いている。指数の公表が板に反映されるのに丸1日かかった形になる。確率であって票数ではない。

立法:44日目。採決まで3日で、確率は19.5%へ下げた

7月30日にTillis議員とGallego議員がホワイトハウスへ送った倫理条項の対案について、回答が出たことを示す一次資料は今日も無い。44日目である。

Crypto in Americaは9月10日の記事で、ホワイトハウスが公にも私的にも回答していないと書いている。同じ記事は、共和党が10日に出した改定版が、民主党の拒んだ倫理の節に手を入れていないことも伝えている。

討論終結には60票が要る。共和党は53議席である。必要な民主党側の票数について、報道は一致していない。

出所反対しうる共和党必要な民主党側
Crypto in America(9月10日)Moran議員、Hawley議員9人
crypto.news(9月8日)Hawley議員、Paul議員7人

どちらもステーブルコインの報酬に関する規定を反対の理由に挙げているが、名前が一致するのはHawley議員だけである。議員本人の表明には届いていない。

成立確率の板はこう動いた。

日付確率累計出来高24時間の出来高板の厚み
9月10日16.5%1,456万4,486ドル6万8,996ドル37万2,441ドル
9月11日20.5%1,505万544ドル48万6,058ドル42万4,807ドル
9月12日19.5%1,514万9,381ドル10万5,742ドル66万4,792ドル

24時間の出来高は78.2%減り、値は1ポイント下げた。板の厚みだけが56.5%増えている。9月15日午後2時15分の採決まで3日である。

機関投資家・パートナーシップ

XRPのETFは、2本が同じ日に10月11日へ延期された

証券取引委員会の全文検索で、XRPの語を含む9月11日付の提出書類は8件ある。うち2件は、効力発生日を指定し直すだけの届出だった。

商品元になった届出新しい効力発生日
Teucrium 2x Short Daily XRP ETF2025年1月21日2026年10月11日
Roundhill XRP Covered Call Strategy ETF2025年10月17日2026年10月11日

どちらの届出も、目的は効力の延期だけだと本文に書いている。

The sole purpose of this filing is to delay the effectiveness

昨日は Tuttle Capital XRP Income Blast ETF が10月9日へ指定し直されていた。3日のあいだに3本である。いずれもXRPの現物ではなく、逆方向に2倍で動く商品、カバードコールで分配金を出す商品、インカムを出す商品——XRPの値動きを加工して売る側の商品にあたる。

現物の上場投資信託は2025年11月に承認されて売買されている。加工した商品の側は、1本は1年8か月、もう1本は11か月、効力が発生しないまま延期を重ねている。

規制当局の口は開いていない

証券取引委員会の報道発表は、9月11日の米英当局による中央清算機関の破綻処理に関する共同要旨が最新で、その前が9月10日のポンジ・スキームの提訴である。どちらもデジタル資産とは関係が無い。

官報は、XRPの語を含む文書が9月11日以降0件である。デジタル資産の語で切ると9月11日付の4件があるが、機会均等地域の情報申告、ベネズエラ制裁の一般許可2件、通信機器の安全保障で、いずれも昨日確認したものと同じである。9月12日は土曜日で、官報の発行そのものが無い。

Rippleの報道発表は9月10日の GSmart 以降、新規が無い。ニュースルームは8月5日、XRPLのブログは8月20日が最新のままである。

技術・XRPL

修正案は7件が動いた。貸出が23日ぶりに11票から12票へ

一次データで、有効化前の修正案を全件取った。有効化の閾値は35バリデータのうち28票である。

修正案賛成バリデータ割合前日差
BatchV1_126 / 3574%+1
PermissionDelegationV1_1(XLS-75)19 / 3554%+2
SingleAssetVault(XLS-65)15 / 3543%+1
Batch(XLS-56)12 / 3534%±0
LendingProtocol(XLS-66)12 / 3534%+1
fixXChainRewardRounding11 / 3531%±0
ConfidentialTransfer(XLS-96)10 / 3529%+1
DynamicMPT(XLS-94)10 / 3529%+1
fixBatchInnerSigs10 / 3529%±0
Sponsor(XLS-68)6 / 3517%+1
XChainBridge(XLS-38)5 / 3514%±0
PermissionDelegation(XLS-75)1 / 353%±0

観測点3の2件が、どちらも動いた。金庫は14票から15票、貸出は11票から12票である。貸出が動いたのは8月20日の機関投資家向け信用市場の発表から23日目で、そのあいだずっと11票だった。

ただし動いたのは7件で、うち6件がちょうど1票である。個別の修正案への支持が別々に集まったというより、複数の修正案を既定で支持するバリデータが加わったと読むほうが、形としては素直である。どのバリデータが増えたかは確かめていない。

貸出は12票でも、有効化に要る28票までは16票ある。1日1票のまま進んだとして、有効化の投票が始まるのは2か月以上先になる。

焼却は287枚。口座削除の翌日で4分の1になった

台帳から焼却をちょうど24時間の窓で測った。台帳106910134、9月11日10時02分01秒の総供給99,985,617,138.348353枚に対し、台帳106932609、9月12日10時02分01秒は99,985,616,851.809674枚である。差は286.538679枚で、そのあいだに閉じた台帳は22,475だった。今日の価格で約393ドルにあたる。

窓を24等分して、同じ台帳から総供給を取り直した。最大は9月11日13時台の25.317枚、最小は9月12日5時台の5.481枚で、1時間あたりの幅は5枚から25枚に収まっている。昨日のように1時間で500枚を超える時間帯は無い。

昨日の1,180枚のうち822.6枚は、2時間に集中した4,113件の口座削除の手数料だった。削除を除いた昨日の水準は338枚で、今日の287枚はその続きにある。

9月4日から順に593枚、420枚、388枚、327枚、296枚、358枚、305枚、1,180枚で、今日が287枚である。この9日間で最も少ない。

同じ手順で遡ると、焼却は7日で3,142.052274枚、30日で11,772.381820枚である。累計は1,438万3,148枚で、当初の1,000億枚に対して0.014383%にとどまる。

冒頭の届出書が「焼却は希薄化を相殺しない」と書いた根拠は、この桁である。30日で1万1,772枚を焼くあいだに、エスクローからは毎月2億枚から3億枚が出てくる。

Rippleのエスクローは317億枚ちょうどである。口座オブジェクトからエスクロー100件を全件合計した値で、昨日から1枚も動いていない。次の解放は協定世界時10月1日である。

XRPL上のステーブルコインは9銘柄のまま、ドル以外は今日も動かない

観測点2は「RLUSD以外の通貨建てステーブルコインの厚み」である。

銘柄発行残高7日30日
RLUSD10億5,301万ドル+2,271万691+2億3,873万3,280
USDV(Valtorum)7,677万1,000ドル−150万−1,050万
EURCV(Société Générale)1,000万ユーロ00
USDC439万4,436ドル+8万8,188−45万5,028
EURQ(Quantoz)100万ユーロ00
USDQ(Quantoz)100万ドル00
EUROP(Schuman)34万258ユーロ−23.79−1,807.79
AUDD31万4,829豪ドル−0.02−3,579.02
XSGD1万シンガポールドル00

RLUSD、USDV、EUROPの3行は台帳から測った。残る6銘柄は集計元の日次系列である。

EUROPの発行残高は340,258.2073202474ユーロから340,258.2073202473ユーロへ、24時間で1兆分の1ユーロしか動いていない。実質的には据え置きである。そのあいだにEUROPを相手に置かれた注文は、ドメインの中と外を合わせて7,590件だった。注文は7,590件で、発行残高は据え置きという日になる。

EURCV、EURQ、USDQ、XSGDの4銘柄は、きりのいい数字のまま7日も30日も1セント動いていない。USDCは集計元の系列で1日に70万1,026ドル増え、昨日の減少をほぼ打ち消した。

ユーロ建ての3銘柄を足すと1,134万258ユーロで、RLUSD1銘柄の1.08%にあたる。橋の向こう岸は、今日も1%の厚みしかない。

Flare へ渡ったXRPは1億4,680万枚

Flareの契約から総供給を直接取った。ブロック69600230、9月12日10時02分01秒の発行残高は146,802,676.988154枚である。

期間差率
24時間−46,314.83−0.032%
7日−1,094,626.61−0.740%
30日−2,755,046.45−1.842%
90日−9,010,345.14−5.783%

昨日は24時間で93万7,533枚減っていた。今日の減少はその20分の1である。目標として語られる50億枚に対しては2.936%、流通供給628億7,921万枚に対しては0.2335%である。

集計元のDEX出来高は、9月11日が829万ドルである

集計元の系列では、XRPL上のDEX出来高は9月10日が422万5,447ドル、9月11日が829万4,635ドルで、1日で96.3%増えた。7日の合計は3,347万1,086ドルである。

許可制のドメインに置かれた注文が19.9%増えた日と、出来高が倍になった日は重なっている。ただしこの系列は約定した金額で、ドメインの中と外を区別しない。増えた分がどちらで起きたかは、この数字からは分からない。

市場・オンチェーン

1.37ドル。BNBとの差は120億ドルへ5.9%広がった

  • XRPは約1.37ドルである。時価総額は約862億924万ドルで、順位は5位のままである
  • 24時間で2.52%高である
  • 4位のBNBの時価総額は約982億3,746万ドルで、差は約120億2,822万ドル、XRPの時価総額に対して13.95%である
  • 24時間の出来高は約25億7,265万ドルで、昨日の約21億2,472万ドルから21.08%増えた
  • 2025年7月17日の最高値3.65ドルから、約62%下にある

昨日はXRPが3.95%安、BNBが0.99%安だった。今日は両方が上げ、BNBのほうが深い。2日続けて同じ向きで負けており、差は6億6,630万ドル、5.9%広がっている。

ネットワークと価格

  • 総供給は999億8,561万枚で、この24時間の焼却は286.538679枚、金額にして約393ドルである。1時間あたりの幅は5枚から25枚に収まっている
  • 累計の焼却は1,438万3,148枚で、当初の総供給の0.014383%にあたる
  • Rippleのエスクロー残高は317億枚ちょうどで、当初供給の31.70%にあたる。次の解放は10月1日である
  • XRPL上のTVLは4,078万9,698ドルで、集計元の系列では24時間で2.11%増えた
  • 24時間で2.52%高、最高値からは約62%下
  • 24時間の出来高は約25億7,265万ドルで、昨日から21.08%増えた
  • 時価総額は約862億924万ドルで、順位は5位。BNBとの差は約120億2,822万ドルへ広がった
  • XRPL上のRLUSDは10億5,301万ドル、Ethereum上は13億6,973万ドルで、2つを足した24億2,275万ドルは24時間で1,751万3,000ドル増えた。XRPLが2,151万3,000ドル増え、Ethereumが400万ドル減っている
  • RLUSDに占めるXRPLの割合は43.46%で、昨日の42.89%から0.58ポイント上がった
  • XRPL上のUSDVは7,677万1,000ドルで、24時間で動いていない
  • XRPL上のEUROPは34万258.2073202473ユーロで、24時間で実質的に動いていない
  • XRPL上のユーロ建て3銘柄の合計は1,134万258ユーロで、RLUSDの1.08%にあたる
  • 許可制DEXの注文は24時間で6,977件。全件が1つ目の口座で、XRPを含まないものは117件、1.68%である
  • 台帳106932609の時点で、ドメインD94C86…に4本の注文があり、ドメイン52CA75…は0本である
  • 開かれた板でEUROPを相手に置かれた注文は613件で、昨日の1,268件から51.6%減った
  • 資格を配られた7口座のうち、板を出している1口座を除く6口座のXRP残高は合計86.536332枚である
  • FXRPの発行残高は1億4,680万2,677枚で、24時間で4万6,315枚減り、90日では5.783%減った
  • 流通供給は628億7,921万枚である

総評

トークンの問いの側から書く。

  1. 指数ETFの登録届出書が、レールとトークンの区別をそのまま書いた。企業向け製品がXRPを必要とするのか、Rippleのソフトウェアだけで足りるのかは繰り返し議論になってきた、という一文である。

    この一文が置かれているのは、宣伝文ではなく証券取引委員会に出す書類の中である。同じ書類は、焼却が毎月のエスクロー解放を相殺しないこと、実効インフレ率が年3.9%から5.9%であること、供給が実質的にRippleの裁量下にあるとみなすべきことを、続けて書いている。

  2. 同じ書類で、XRPは指数の7番目、重み4.36%だった。規制上の資格があるので、ファンドでは4.41%へ0.05ポイント押し上げられる。資格が無いBNBは0.63ポイント削られる。

    資格が重みという数字に換算されて現れた形である。ただし押し上げ幅は0.05ポイントで、順位は動かない。

  3. 許可制DEXの注文は6,977件で、昨日から19.9%増えた。3時間半の空白は消え、24時間が途切れずに埋まっている。XRPを含む組み合わせが20.7%増え、含まないものは135件から117件へ減った。

    一昨日に空になった部屋は、残っている本数でも置かれた件数でも戻っている。

  4. その部屋の外で、EUROPを相手にした注文は1,268件から613件へさらに半分になった。中の割合は91.9%である。

    外の取引が中へ移ったのか、外で止まっただけなのかは、まだ分けられない。ただし今日は中が19.9%増えているので、一昨日のように「外が消えただけ」ではない。

  5. 資格を配られた6口座が、3日ぶりに動いた。中身は、通貨コードMXNBのトークン10単位の送付と、トラストラインの設定である。発行残高は4,500単位で、交換される板は開かれた板に1本も無い。

    EUROPの部屋を回している顔ぶれが、別のトークンも持っている、というところまでが台帳から言えることである。何の通貨かは台帳に書かれていない。

  6. RLUSDはXRPLで2,151万ドル増え、Ethereumで400万ドル減った。XRPLの割合は43.46%へ0.58ポイント上がった。

    割合が上がった理由が、はじめて分子の増加になった。8月12日の51.86%からは、まだ8.4ポイント下にある。

  7. 修正案は7件が動き、観測点3の金庫が15票、貸出が12票になった。貸出が動いたのは23日ぶりである。

    ただし6件がちょうど1票なので、支持が別々に集まったというより、既定で複数を支持するバリデータが1つ増えたと読むほうが素直である。貸出は有効化までまだ16票ある。

  8. 焼却は287枚で、この9日間で最も少ない。30日で1万1,772枚を焼くあいだに、エスクローからは毎月2億枚から3億枚が出てくる。1の届出書が書いていたのは、この桁の話である。

レールの側は、提出書類が2本あった。

  1. Teucrium の2倍逆方向ETFと、Roundhill のカバードコールETFが、同じ日に効力発生日を10月11日へ指定し直した。元の届出は2025年1月と10月である。

  2. 昨日の Tuttle を入れると、3日で3本になる。いずれも現物ではなく、XRPの値動きを加工して売る商品である。現物の上場投資信託は昨年11月に承認されて売買されているのに、加工した側は1年前後、効力が発生しないまま延期を重ねている。

規制当局の口は開いていない。証券取引委員会の報道発表2件はどちらもデジタル資産と関係が無く、官報にXRPの語を含む文書は無い。今日は土曜日で、官報の発行そのものが無い。

立法の側は44日目である。ホワイトハウスは倫理条項の対案に公にも私的にも回答していないと報じられている。討論終結に必要な民主党側の票数は、報道が7人と9人で割れている。成立確率は19.5%へ1ポイント下げ、出来高は78%減り、板の厚みだけが56%増えた。採決まで3日である。

金融政策の側では、消費者物価指数の公表から24時間で、利上げと据え置きの差が22.75ポイントから59.65ポイントへ開いた。出来高は3.4倍である。

市場の側は、XRPが約1.37ドル、時価総額は約862億924万ドルで、24時間で2.52%高い。BNBは3.45%高と上げ幅が大きく、差は5.9%広がって120億2,822万ドルになった。

今日いちばん重いのは1である。ここ数日、許可制の部屋に注文が何本あるか、EUROPの注文が中と外のどちらで起きているかを数えてきた。その作業が答えようとしている問いを、運用会社が自社の商品を売るための書類の中で、そのまま言葉にしている。届出書はレールが使われていることを認めたうえで、それがXRPの需要かどうかは別だと書いた。そして供給の側については、焼却が解放を相殺しないと断じている。部屋の中で増えた1,158件の注文は、この2つの記述のどちらも動かしていない。

情報ソース

  1. [XRP Ledger] 総供給の直接照会(台帳106263693、106775996、106910134、106932609と、そのあいだを24等分した各台帳) — https://xrpl.org/ledger.html
  2. [XRP Ledger] 口座オブジェクトの照会(エスクロー100件・資格7件・注文、台帳106932609) — https://xrpl.org/account_objects.html
  3. [XRP Ledger] 発行体の債務照会(RLUSD・USDV・EUROP・MXNB、台帳106910134、106932609) — https://xrpl.org/gateway_balances.html
  4. [XRP Ledger] 取引の照会(台帳106910135〜106932609、板を出す2口座、EUROPの発行体、rBTwLga3…、資格を配られた口座) — https://xrpl.org/account_tx.html
  5. [XRP Ledger] 板の照会(ドメインD94C86…と52CA75…の全ペア、MXNBの開かれた板、台帳106932609) — https://xrpl.org/book_offers.html
  6. [XRP Ledger] 口座情報の照会(資格を配られた7口座とrBTwLga3…の残高、台帳106910134、106932609) — https://xrpl.org/account_info.html
  7. [XRP Ledger] 台帳項目の照会(2つの許可制ドメインの所有者と受け入れ資格、台帳106932609) — https://xrpl.org/ledger_entry.html
  8. [米国証券取引委員会] EDGAR 全文検索 — https://www.sec.gov/edgar/search/
  9. [米国証券取引委員会] Cryptex Digital Market Cap ETF、様式S-1/A(修正第4号、2026年9月11日提出) — https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/2115027/000121390026099328/ea0305219-s1a4_cryptex.htm
  10. [米国証券取引委員会] Listed Funds Trust、様式485BXT(Teucrium 2x Short Daily XRP ETF、2026年9月11日提出) — https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1683471/000089418926025151/teucrium485bxt2xshortxrp.htm
  11. [米国証券取引委員会] Roundhill ETF Trust、様式485BXT(Roundhill XRP Covered Call Strategy ETF、2026年9月11日提出) — https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1976517/000139834426016896/fp0100839-1_485bxt.htm
  12. [米国証券取引委員会] 報道発表 — https://www.sec.gov/newsroom/press-releases
  13. [官報(Federal Register)] 文書検索 — https://www.federalregister.gov/documents/search
  14. [Ripple] Press Releases(同社の報道発表) — https://ripple.com/press-releases/
  15. [Ripple] Insights(同社のニュースルーム) — https://ripple.com/insights/
  16. [XRP Ledger] ブログ — https://xrpl.org/blog/
  17. [Crypto in America] New Clarity Act text lands before key Senate vote amid White House radio silence on ethics(2026年9月10日) — https://www.cryptoinamerica.com/p/new-clarity-act-text-lands-before
  18. [crypto.news] CLARITY Act faces defeat as Senate ethics fight deepens(2026年9月8日) — https://crypto.news/clarity-act-faces-defeat-senate-ethics-fight-deepens/
  19. [Etherscan] RLUSD 契約 0x8292Bb45bf1Ee4d140127049757C2E0fF06317eD の総供給 — https://etherscan.io/token/0x8292bb45bf1ee4d140127049757c2e0ff06317ed
  20. [Flare エクスプローラ] FXRP 契約(0xAd552A648C74D49E10027AB8a618A3ad4901c5bE) — https://flare-explorer.flare.network/token/0xAd552A648C74D49E10027AB8a618A3ad4901c5bE
  21. [CoinGecko] XRP の価格・時価総額・出来高 — https://www.coingecko.com/en/coins/xrp
  22. [XRPScan] 修正案の投票状況 — https://xrpscan.com/amendments
  23. [DefiLlama] XRPL上のステーブルコイン(銘柄別の発行残高と推移) — https://defillama.com/stablecoins/XRPL
  24. [DefiLlama] XRPLのTVL — https://defillama.com/chain/XRPL
  25. [DefiLlama] XRPLのDEX出来高 — https://defillama.com/dexs/chain/xrpl
  26. [Polymarket] Clarity Act (H.R.3633) signed into law in 2026? — https://polymarket.com/event/clarity-act-signed-into-law-in-2026
  27. [Polymarket] Fed Decision in September? — https://polymarket.com/event/fed-decision-in-september-762