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XRPファンダメンタルズ 2026年8月30日「載っているだけ 動かない」
XRPファンダメンタルズ

XRPLのRWA、40億ドルの半分を19アドレスが持つ


主要ニュース

XRPLのRWA、40億ドルの半分を19アドレスが持つ

台帳の側から中身を開けた。XRP Ledger 上のトークン化実物資産は8月27日時点で40億5,000万ドルと報じられている。その内訳で最大の銘柄を、一次データで確かめた。

JMWH という銘柄である。発行体は r976xbKc6om7WYTFwZHByvxnYFi1y5hJXH で、検証済み台帳の発行残高は 3,715万2,280トークンだった。1トークンが1MWh、すなわち契約済みの電力1メガワット時を表す。

保有者ごとに分解した。

順位残高割合
1番目854万7,42323.01%
2番目776万4,42620.90%
3番目393万6,30610.60%
4番目371万9,93410.01%
5番目317万9,0048.56%
それ以外の14件1,000万5,18726.93%

残高を持つアドレスは全部で19件である。上位5つで73.1%、上位10で93.6%を占める。トラストラインは273本あるので、線をつないだうちの7%しか中身を持っていない。

RWA.xyz は1MWhを60ドルで評価している。3,715万2,280に60ドルを掛けると22億2,914万ドルで、報じられている同社の評価額22億2,900万ドルと一致する。40億5,000万ドルの半分強がこの1銘柄にあたる。

板には売り注文が1件も無い

JMWHとXRPの板を直接読んだ。XRPを出してJMWHを買う注文が3件、JMWHを出してXRPを買う注文が0件である。売り気配が存在しないので、値は付かない。

銘柄の性質を見れば、これは異常ではない。JMWHは電力供給契約を裏づけに発行され、電気が引き渡されて消費された時点で焼却される。取引されるために作られていない。台帳上の契約記録として設計されている。アルゼンチンの発電会社 YPF Luz との案件がこの銘柄の中心である。

だから問題は銘柄の側ではなく、数字の使われ方の側にある。今日の材料では The Bull Winkle Blue Print が「50億ドルのトークン化資産」を機関需要の証拠として挙げ、別の回でも同じ数字を繰り返した。実際の額は40億5,000万ドルで、その半分強は19のアドレスが持つ、板に売り気配の無い電力契約である。

総額は、需要の大きさを測る道具にならない。誰が持っていて、どれだけ動いているかを見ないと、同じ数字が正反対の意味になる。

米銀3,283行が自前の台帳を作る。狙いは預金を外へ出さないこと

8月25日、米国の39の州銀行協会が BankChain Alliance を結成した。代表する銀行は3,283行、資産の合計は21兆8,000億ドルである。

作ろうとしているものは、トークン化預金、銀行が発行するステーブルコイン、プログラム可能な決済、自動化された清算を扱うブロックチェーンで、稼働の目標は2027年としている。設計・統治・所有をすべて銀行業界が持つ形にすると明言している。暫定議長はフロリダ銀行協会を率いる Kathy Kraninger 氏で、消費者金融保護局の元局長である。

技術の提供元は、まだ決まっていない。 現在選定中と報じられている。

目的の書き方が、この件でいちばん重要である。報道はそろって、顧客の資金と預金が外部のステーブルコイン発行体へ流れるのを防ぐことを主目的として挙げている。RLUSDの発行体は、ここでいう外部にあたる。

同じ利益が、上院でも法案を止めている

この構図は、立法の側で追ってきたものと同じである。銀行業界5団体が5月のステーブルコイン利回りの妥協案を共同声明で拒否し、共和党側からClarity法を止めている。理由は預金の流出だった。

同じ動機が、8月には自前の台帳という形で出た。片方で法案を止め、もう片方で代替物を作っている。順番として筋が通っている。

XRPLがこの選定に加わる可能性は残っている。ただし加われば、預金を外へ出さないための設備を、外部の発行体を抱えた台帳が提供することになる。

The Crypto Republic はこの件を取り上げ、銀行の採用は「暗号資産」という語を使わずに静かに進む、と整理した。整理として正しい。そのうえで、静かに進む先が自前の台帳である場合、XRPLに来る量は増えない。

倫理条項は31日目。値は動かず、出来高は7割減った

7月30日に Tillis 議員と Gallego 議員がホワイトハウスへ送った倫理条項の対案は、今日も回答が無い。31日目である。争点は、連邦職員によるトークン発行の禁止を執行する権限を、司法長官から州当局へ移すかどうかである。妥協案では、司法省が執行を怠った場合に州が提訴できる形になっている。

9月15日の討論終結の採決は、東部時間午後2時15分のままである。可決に60票が要り、可決しても決まるのは審議に入ることだけである。

一次の板を見た。

日付確率累計出来高24時間の出来高板の厚み
8月27日13.5%1,118万ドル—50万4,000ドル
8月28日15.5%1,132万ドル13万9,000ドル41万5,000ドル
8月29日13.5%1,140万ドル8万6,000ドル48万ドル
8月30日13.5%1,143万ドル2万5,747ドル38万ドル

値は13.5%で動かなかった。この系列で値が横ばいになったのは初めてである。一方で24時間の出来高は2万5,747ドルまで落ち、昨日の8万6,000ドルから70%減った。板の厚みも48万ドルから38万ドルへ21%薄くなっている。

昨日は値が下がって板が厚くなった。今日は値が動かず、出来高も板も減った。週末であることを差し引く必要はあるが、取引そのものが細っている。

材料の側では、Ripple Bull Winkle が Patrick McHenry 氏の発言を取り上げた。同氏が9月15日の採決を通せると述べたことは確認できた。同じ回で Gallego 議員の「争点が片づかないまま採決へ急ぐと、かえって後退しうる」という警告も引かれており、こちらも確認できた。同じ回に、通ると見る側と急ぐなと言う側の両方が入っている。

票数の予測市場は、互いに矛盾していて読めない

同じ取引所に、賛成票が何票になるかを問う市場が並んでいる。値を確認した。

問い確率累計出来高
50票超40.5%6,587ドル
55票超33.5%1,578ドル
58票超49.0%795ドル
60票超39.5%1,466ドル
62票超20.0%176ドル
64票超16.0%39ドル

閾値が上がれば確率は下がるはずである。50票超が40.5%なのに55票超が33.5%まで下がり、そこから58票超で49.0%へ跳ね返っている。順序が壊れている。

原因は出来高である。いちばん大きいものでも6,587ドル、小さいものは39ドルしかない。板が薄すぎて、値が互いに整合していない。この系列から、票数を読み取ることはできない。

個別議員の市場も同じ規模で、Gallego 議員が35.5%、Tillis 議員が42.0%、Rand Paul 議員が44.5%と付いている。出来高はそれぞれ7,780ドル、8,860ドル、178ドルである。数字としては存在するが、根拠にならない。

機関投資家・パートナーシップ

ETFは週次で1億1,049万ドル。入れた額と残っている額の差は2億2,000万ドル

集計が2日進んだ。8月27日と28日の日次が確定している。

項目値
8月28日の日次の純流入2,620万ドル
8月24〜28日の週次の純流入1億1,049万ドル
週次の過去最大2億4,395万ドル(2025年11月下旬)
累計の純流入16億6,000万ドル
純資産14億4,000万ドル

1億1,049万ドルは2026年に入ってから最大の週である。昨日まで確定していた最終日は8月26日で、そこから2日進んで累計は16億2,000万ドルから16億6,000万ドルへ増えた。

そのうえで、累計の純流入と純資産の差を見ておく必要がある。16億6,000万ドルが入って、いま残っているのは14億4,000万ドルである。差は2億2,000万ドルで、これは資金が出たのではなく、入れた後に値が下がった分である。昨日の16億2,000万ドルと14億ドルでも差は同じ2億2,000万ドルだった。

年内最大の週が来ても、この差は縮んでいない。

BlackRockの閾値は30億ドルで、いまは14億4,000万ドルである

The Bull Winkle Blue Print が、BlackRock が近くXRPの現物ETFを申請すると Nate Geraci 氏が述べた、として「2026年後半から2027年初め」という時期を挙げた。ここは出所が入れ替わっている。

一次を辿ると、「2026年後半から2027年初め」という時期を示したのは Canary Capital の Steven McClurg 氏である。Geraci 氏の発言は、BlackRock がビットコインとイーサリアムに限っているのは不自然だ、という一般的な批判である。

そして McClurg 氏が挙げた条件は、時期ではなく金額のほうにある。XRPのETFの資産が30億ドルに達すれば、BlackRock が入るのを正当化できる需要になる、というものである。

今日の純資産は14億4,000万ドルで、閾値の48%にあたる。1月に1億6,000万ドルの水準から16億ドルまで伸びたあと、いったん10億ドル前後まで戻り、今の水準にいる。

なお Ripple Bull Winkle は同じ話を「300万XRPがロックされれば」とし、出所を Bitwise の関係者としている。枚数でも社名でも合わない。BlackRock の申請は今日の時点で存在しない。

21Shares が指標をCMEからFTSEへ替えた

Ripple Bull Winkle が届出の変更を取り上げた。事実関係を確認した。

21Shares US LLC は8月20日、FTSE International Limited と指標の使用許諾を結んだ。8月27日から、同社のXRP現物ETFは純資産価値の算出に FTSE XRP Index を使う。それまで使っていた CME CF XRP-Dollar Reference Rate(ニューヨーク変種)の許諾は、8月31日付で終了する。あわせて信託は、運用者への報酬を週次から四半期ごとの後払いへ変更し、支払いはXRPで行う。

初回の期間は1年で、以後は自動更新である。8月26日には、米国・欧州・豪州の商品群を横断する FTSE Russell との提携が別途発表されている。

同氏はこの件について「XRPの価格に何か影響があるか。無い」と述べている。正確である。ファンドの計算方法と支払い時期の変更で、原資産の需要は動かない。

Charles Schwab は「XRPを推奨」していない

Crypto Sensei が「ウォール街最大級の銀行のひとつ Charles Schwab が、顧客にXRPを推奨している」として回を始めた。取り上げられている映像は、同社系の放送番組の一場面で、出演者が資産配分の選択肢としてビットコイン、イーサリアムに続けてSolana、XRP、Hyperliquid を並べたものである。放送番組の発言であって、同社の投資推奨ではない。

同社が8月27日に発表したことは、昨日書いたとおりである。Solana、Avalanche、Chainlink を個人向けの現物取引に「今後数か月のうちに」加える、というもので、3銘柄ともまだ稼働していない。手数料は0.75%、対象は証券口座3,990万件、預かり資産13兆400億ドルである。XRPは含まれていない。6月から thinkorswim でXRPの先物は扱えるが、現物ではない。

同じ日の材料の中で、Ripple Bull Winkle は同じ発表を扱ってこう述べている。

どうやってXRPを飛ばしたのか。いい質問だ。答えは持っていない。答えられるのは Charles Schwab の中にいる人間だけだ。

同氏は続けて「XRPは必ず上場される、私の言葉を書き留めておけ」と予測を重ねているので、そこは分けて読む必要がある。それでも、説明が無いことを説明が無いままにした点は、今日の材料の中でここだけである。

技術・XRPL

ユーロ建ての両岸を、同じ1つのアドレスが持っている

観測点2として追っているのは、RLUSD以外の通貨建てステーブルコインの厚みである。昨日は EUROP の中身を開けた。今日は EURCV を開け、両者がつながった。

EURCV(Société Générale-FORGE、発行体の Domain は sgforge.com)の発行残高は、ちょうど1,000万ユーロだった。残高を持つアドレスは928件ある。分解した。

保有者残高割合
1番目のアドレス999万9,723.0199.9972%
2番目のアドレス90.700.0009%
それ以外の926件186.290.0019%

1番目のアドレスを除いた927件の合計は、277ユーロである。2番目に大きい保有者が持っているのは90.70ユーロで、3番目以降は926件で186.29ユーロを分け合っている。

そのアドレスは rippLE4uy7r898MzuHTeTe7sPfuUDafLB である。トラストラインの上限がちょうど1,000万に設定されており、発行総額と一致する。配布用の口座として作られたことが、設定から読める。

そして同じアドレスが、昨日書いた EUROP の1番目の保有者でもある。保有は999億9,962万3,073 EUROP、割合にして99.9996%である。ユーロ建ての2銘柄が、どちらも同じ1つのアドレスに載っている。

このアドレスは Domain を ripple.com に設定している。ただし Domain は各アカウントが自分で設定するもので、誰が動かしているかの証明にはならない。確かなのはそこではない。発行されていることと、誰かの手元にあることは、これだけ離れうる。

発行体のアカウントは、52日間1件も取引していない

EURCV の発行体の取引履歴を、種類を問わず遡った。最後の記録は協定世界時7月9日9時45分のトラストライン設定である。その前が同日8時49分の83.33 EURCV の送金で、さらにその前は3月15日まで飛ぶ。

つまり発行体は、52日間なにもしていない。昨日「49日間動いていない」と書いた場所を、発行体の側から数え直した結果である。

橋の片岸には、RLUSDが10億4,059万ドルある。もう片岸は、277ユーロが散らばった1,000万ユーロと、2,711が散らばった1,000億 EUROP である。auto-bridging が機構として効くには両側に厚みが要る。渡るだけの量が、片側に無い。

修正案は13件すべて据え置き。貸出の2件は6日動いていない

一次データで全件を取った。

修正案賛成バリデータ割合前日差
fixCleanup3_3_029 / 3583%±0
BatchV1_121 / 3560%±0
SingleAssetVault(XLS-65)13 / 3537%±0
LendingProtocol(XLS-66)12 / 3534%±0
Batch(XLS-56)12 / 3534%±0
fixXChainRewardRounding11 / 3531%±0
PermissionDelegationV1_1(XLS-75)10 / 3529%±0
fixBatchInnerSigs10 / 3529%±0
ConfidentialTransfer(XLS-96)7 / 3520%±0
DynamicMPT(XLS-94)7 / 3520%±0
Sponsor(XLS-68)5 / 3514%±0
XChainBridge(XLS-38)5 / 3514%±0
PermissionDelegation(XLS-75)1 / 353%±0

13件すべてが前日と同じである。1票も動いていない。

fixCleanup3_3_0 の多数派の記録は、協定世界時8月28日11時15分のまま残っている。14日間の計時は2日目に入った。このまま維持されれば有効化は協定世界時9月11日11時15分、日本時間で9月11日20時15分である。28票を下回れば記録は消え、計時も消える。今日も29票で、余裕は1票分である。

XLS-65は13票、XLS-66は12票で、6日続けて動いていない。8月20日に発表された Ripple、Clearpool、Cicada Partners の機関投資家向け信用市場は、この2件の有効化を前提にしている。発表から10日たって、賛成は1票も増えていない。

台帳は取引50億件を超えた。手数料は1日303枚だった

XRP Ledger の累計取引件数が50億件を超えた。8月27日時点の数字で、探索サイトの XRPScan が公表したものである。2012年6月の稼働開始から14年かかっている。x402 を使う自律エージェントの決済は累計230万件と報じられている。

同じ日に、焼却の側で確かめられることがあった。

Crypto Sensei が、「XRP Ledger が1取引あたり異常に多くのXRPを焼却しており、供給が急速に減っている」という噂を検証した回を出している。結論は否定だった。同氏は基本手数料が10ドロップであること、混雑時の倍率は一時的であること、そして価格が上がっても焼却量は増えないことを順に確認し、直近の1日あたりの焼却は200枚から240枚程度だと述べている。

一次データで裏を取った。検証済み台帳106641954番(協定世界時8月30日9時44分)で総供給は 99,985,622,546 XRP である。前日の台帳106620491番との差は303枚で、そのあいだに閉じた台帳は21,463だった。今日の価格で約421ドルにあたる。同氏の見立てとほぼ一致する。

噂を自分で潰した回として、今日はこれがいちばん有用だった。そしてこの検証は、そのままレールとトークンの区別になる。取引が50億件通っても、トークンが受け取る額は1日421ドルである。

総供給は999億8,562万枚。累計の焼却は1,437万枚である

当初の1,000億枚から1,437万7,454枚が焼却された。14年かけて、総供給の0.014%である。昨日の356枚から今日は303枚へ減った。

XRPLのDEX出来高は、8月28日が887万ドルで確定した

日付XRPLのDEX出来高
8月22日3,220万3,208ドル
8月23日1,432万4,011ドル
8月24日1,060万6,700ドル
8月25日1,137万3,521ドル
8月26日922万7,782ドル
8月27日838万2,566ドル
8月28日887万5,069ドル
8月29日991ドル(未確定)
8月30日986ドル(未確定)

確定した最終日が8月28日へ1日進んだ。値は887万5,069ドルで、前日の838万2,566ドルから5.9%増である。3日ぶりに向きが変わった。ただし8月21日の3,983万ドルからは78%減の水準にある。

TVLは4,156万ドルで、昨日の4,137万ドルから0.5%増えた。

「Rippleは中央銀行になる」について

The Bull Winkle Blue Print が、この形の主張を1本まるごとで展開した。中央銀行の機能を3つに分け、Ripple がすべてを持ったとする組み立てである。

通貨を発行し、決済システムを運営し、信用が供与されるときに真ん中に立つ。Ripple はいま、その3つを同時に作っている。

対応づけは、通貨がRLUSD、決済がXRP Ledger、信用が Ripple Prime の Delta One である。同氏は最後に「Ripple はまだ中央銀行ではない。中央銀行は法で使用を強制できるが、Ripple は実力で勝つしかない」と自分で限定を置いており、そこは正確である。

限定を置いたうえで、3つを今日の測定値に当ててみる。

  1. 通貨。RLUSDはXRPL上で10億4,059万ドルある。同じ銘柄がEthereum上には13億1,210万ドルあり、差は過去最大を更新し続けている。ユーロ建ての2銘柄は、どちらも1つのアドレスが99.99%を持つ
  2. 決済。台帳は14年で50億件を通した。トークンが受け取った額は、今日1日で421ドルである
  3. 信用。XLS-65は13票、XLS-66は12票で、6日動いていない。台帳上で貸し借りする機能は、まだ有効になっていない

3つとも、レールの側では実在する。トークンの側で測ると、いずれもまだ量になっていない。中央銀行の比喩が壊れるのは、比喩そのものではなく、比喩と測定値の距離のほうである。

市場・オンチェーン

1.39ドル。BNBとの差は51億ドルへ開いた

  • XRPは約1.39ドルである。時価総額は約869億9,370万ドルで、順位は5位のままである
  • 4位のBNBの時価総額は約921億5,629万ドルで、差は約51億6,259万ドル、率にすると5.9%である
  • 24時間で0.08%高である
  • 24時間の出来高は約10億5,694万ドルで、昨日の約24億5,700万ドルから57%減った
  • 2025年7月17日の最高値3.65ドルから、なお約62%下にある

昨日は両方が下げて、下げ幅がBNBのほうが大きかった。今日はXRPが0.08%高、BNBが0.51%高で、上げ幅はBNBのほうが大きい。差は48億4,200万ドルから51億6,259万ドルへ、3億2,059万ドル開いた。

出来高の減り方が大きい。24時間で10億5,694万ドルは、この2週間で最も薄い。週末であることを差し引く必要はあるが、昨日から57%減っている。

RLUSDの差は3日続けて過去最大を更新した

日付XRPL上のRLUSDEthereum上のRLUSD差
8月26日9億5,668万ドル11億2,200万ドル1億6,532万ドル
8月27日9億7,545万ドル11億3,235万ドル1億5,689万ドル
8月28日9億9,480万ドル12億28万ドル2億548万ドル
8月29日10億3,608万ドル12億9,845万ドル2億6,237万ドル
8月30日10億4,059万ドル13億1,210万ドル2億7,152万ドル

XRPL上は1日で450万ドル増え、Ethereum上は1,365万ドル増えた。増加分の75%がEthereum側である。差は2億7,152万ドルへ広がり、この系列を取り始めてからの最大を3日続けて更新した。

両台帳の合計に占めるXRPLの割合は44.2%で、昨日の44.4%から下がった。6月30日の52%からは7.8ポイント下がっている。

クジラは両方向に動いている

今日の材料5本が、Binanceから出た2億3,100万枚を扱った。この移動は8月21日のもので、既に扱っている。今日新しかったのは、反対向きの数字のほうである。

Cheeky Crypto が、同じ集計元の別の系列を並べた。

2億3,100万XRPがBinanceを出た。その一方で、30日間で14億5,100万XRPが逆向きに入っている。

14億5,100万枚という30日の流入は4か月で最も多い水準で、報道でも確認できた。2026年に入ってからのBinanceへの流入は累計38億枚である。片方の数字だけを見れば、正反対の物語が2つ書ける。

同氏は取引所の残高も並べている。Binance、Upbit、Bithumb の合計は110億8,000万枚から108億4,000万枚へ、2.2%減った。そのうえでこう書いている。

3つの取引所で2.2%減ったことは、品不足ではない。買い手がXRPを買えなくなったわけでもない。見るべきなのは向きのほうである。

同じ回で、Coinbase の32ドルの売り板についても線を引いている。注文はいつでも取り消せるので、置かれている場所は「今この価格で売る用意がある量」を示すだけで、価格の予告ではない、というものである。別の回でも同じ整理を繰り返している。今日の材料の中で、両方向のデータを並べたのはここだけである。

ネットワークと価格

  • 総供給は999億8,562万枚で、この24時間の焼却は303枚、金額にして約421ドルである
  • 累計の焼却は1,437万7,454枚で、当初の総供給の0.014%にあたる
  • 台帳の累計取引件数は50億件を超えた(8月27日時点)
  • XRPL上のTVLは4,156万ドルで、昨日の4,137万ドルから0.5%増えた
  • XRPLのDEX出来高は8月28日の887万ドルが最終の確定値。3日ぶりに増えた
  • 24時間で0.08%高、最高値からは約62%下
  • 24時間の出来高は約10億5,694万ドルで、昨日から57%減った
  • 時価総額は約869億9,370万ドルで、順位は5位。BNBとの差は約51億6,259万ドルへ開いた
  • XRPL上のRLUSDは10億4,059万ドル、Ethereum上は13億1,210万ドルで、差は2億7,152万ドルへ広がった
  • XRPL上のEURCVは1,000万ユーロ。発行体は52日間、取引を1件もしていない
  • XRPL上のRWA最大の銘柄JMWHは3,715万2,280トークンで、保有アドレスは19件

総評

昨日は台帳が上半期に稼いだ金額が判明した日だった。今日は、台帳に載っている資産の中身を開けた日である。3つの銘柄を分解して、同じ形が出た。

トークンの問いから書く。

  1. XRPL上のトークン化実物資産40億5,000万ドルの、半分強を占める銘柄を開けた。JMWHは3,715万2,280トークンあり、残高を持つアドレスは19件である。上位5つで73%を占める。板には買い注文が3件あり、売り注文は0件である。

    銘柄の性質からすれば当然でもある。電力供給契約の記録として作られ、電気が消費されると焼却される設計で、取引されるためのものではない。問題は銘柄ではなく、この総額が機関需要の証拠として引かれることのほうにある。

  2. ユーロ建ての2銘柄が、どちらも同じ1つのアドレスに載っていた。EURCVは1,000万ユーロのうち99.9972%、EUROPは1,000億のうち99.9996%を、rippLE4uy で始まる同一のアドレスが持っている。EURCVの残り927件の合計は277ユーロである。

    EURCVの発行体は、種類を問わず52日間1件も取引していない。橋の片岸にRLUSDが10億4,059万ドルあり、もう片岸には渡るだけの量が無い。

  3. 修正案は13件すべてが前日と同じで、1票も動かなかった。XLS-65は13票、XLS-66は12票で6日連続の据え置きである。信用市場の発表から10日たって、賛成は1票も増えていない。

    fixCleanup3_3_0 の計時は2日目に入った。維持されれば9月11日に有効化されるが、28票を下回れば記録ごと消える。余裕は1票である。

  4. 台帳の累計取引件数が50億件を超えた。14年かかっている。同じ日の焼却は303枚、金額にして421ドルだった。50億件と421ドルが、同じ台帳の両側にある。

  5. 焼却が異常に増えているという噂を、発信者の1人が自分で検証して否定した。基本手数料は10ドロップで、価格が上がっても焼却量は増えない。直近の1日あたり200〜240枚という見立ては、実測の303枚とほぼ一致した。

レールの側は、こうである。

  1. 8月25日に米国の39の州銀行協会が BankChain Alliance を結成した。3,283行、資産21兆8,000億ドルで、トークン化預金と銀行発行のステーブルコインを扱う台帳を2027年に稼働させる計画である。設計・統治・所有はすべて銀行業界が持つ。

    目的の書かれ方が重要である。顧客の預金が外部のステーブルコイン発行体へ流れるのを防ぐことが主目的に挙げられている。技術の提供元はまだ決まっていない。

  2. 同じ利益が、上院でも動いている。銀行業界5団体はステーブルコインの利回りの妥協案を拒否し、共和党側からClarity法を止めている。理由は同じく預金の流出だった。片方で法案を止め、もう片方で代替物を作っている。

  3. ETFは8月24日から28日の週で1億1,049万ドルの純流入となり、2026年で最大の週になった。累計の純流入は16億6,000万ドル、純資産は14億4,000万ドルである。差の2億2,000万ドルは値下がり分で、年内最大の週が来ても縮んでいない。

  4. BlackRock が入る条件として挙げられている閾値は、XRPのETFの資産で30億ドルである。今日は14億4,000万ドルで、48%にあたる。今日の材料はこの発言を別人のものとし、金額も枚数に置き換えていた。

  5. 21Shares が指標を CME CF からFTSE XRP Index へ替え、運用報酬を週次から四半期へ変えた。取り上げた発信者自身が「価格に影響は無い」と書いており、正確である。

  6. Charles Schwab が「XRPを推奨した」という読み方が出た。映像は放送番組の一場面で、同社の投資推奨ではない。8月27日の発表は Solana、Avalanche、Chainlink の追加で、XRPは入っていない。

立法の側は、こうである。倫理条項は31日目で、7月30日の対案への回答は今日も無い。9月15日午後2時15分の討論終結の採決は動いていない。予測市場は13.5%で、この系列で初めて値が横ばいになった。24時間の出来高は2万5,747ドルで昨日から70%減り、板の厚みも21%薄くなった。票数を問う市場は順序が壊れており、出来高が39ドルから6,587ドルしかない。読み取れる情報が無い。

市場の側は、こうである。XRPは約1.39ドル、時価総額は約869億9,370万ドルで、24時間で0.08%高い。BNBとの差は51億6,259万ドルへ3億2,059万ドル開いた。24時間の出来高は約10億5,694万ドルで、昨日から57%減っている。RLUSDの台帳間の差は3日続けて過去最大を更新した。

そして今日いちばん端的なのは、3つの銘柄で同じ形が出たことである。JMWHは19アドレス、EURCVは実質1アドレス、EUROPも実質1アドレスだった。台帳の上に載っている額と、誰かの手元で動いている額は、桁で違う。総額だけを見ていると、この差は最後まで見えない。

情報ソース

  1. [Crypto Sensei] CHARLES SCHWAB JUST PUT XRP ON WALL STREET!!! (TOM LEE XRP BOMB) — https://www.youtube.com/watch?v=WYCadGp5mG0
  2. [Crypto Sensei] XRP JUST BROKE!!! THIS WILL MAKE US RICH!?!! — https://www.youtube.com/watch?v=Gwydoc9zkak
  3. [Ripple Bull Winkle] RIPPLE JUST DROPPED A NUKE… (IT’S ALL ON XRP) — https://www.youtube.com/watch?v=VCc0jw7oO74
  4. [Ripple Bull Winkle] BLACKROCK JUST ANNOUNCED THE XRP BULLRUN!??!! (THIS CHANGES EVERYTHING) — https://www.youtube.com/watch?v=RGIlNN4Teco
  5. [Ripple Bull Winkle] OMG XRP BULLRUN INCOMING!!!! THEY BOUGHT ALL THE XRP!?!!!! — https://www.youtube.com/watch?v=bKvuHInP9c8
  6. [Ripple Bull Winkle] 🚨Fed Cross-Border Payments And #XRP!!! — https://www.youtube.com/watch?v=l8Rlr38WDI0
  7. [Digital Outlook] XRP You Can Beat Them At Their Own Game!💥 — https://www.youtube.com/watch?v=JPrDvc6uL1U
  8. [The Bull Winkle Blue Print] THE XRP CENTRAL BANK THEORY: WHAT YOU NEED TO KNOW NOW! — https://www.youtube.com/watch?v=IVpcEyd-4RI
  9. [The Bull Winkle Blue Print] BREAKING: BLACKROCK XRP ETF COMING!? — https://www.youtube.com/watch?v=f8Ln9tTgLaw
  10. [Cheeky Crypto] $32 XRP price target… here’s what you need to know — https://www.youtube.com/watch?v=FN9CDWIfBhE
  11. [Cheeky Crypto] This Supply Shock Could Lead To $10 XRP… — https://www.youtube.com/watch?v=ahzYTwa6r4o
  12. [The Crypto Republic] THEY’RE WRONG ABOUT XRP! HERE IS WHY $100 IS ACTUALLY POSSIBLE! — https://www.youtube.com/watch?v=63jsHZZwZpc

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