Q Eternal Logo Q-Eternal
XRPファンダメンタルズ 2026年8月29日「時計は回る 直す側」
XRPファンダメンタルズ

XRPの信用市場、14日間の計時に入ったのはバグ修正だけ


主要ニュース

XRPの信用市場、14日間の計時に入ったのはバグ修正だけ

一次データで全件を取った。昨日「起点の手前」と書いた場所が、その日のうちに起点になっていた。

修正案賛成バリデータ割合前日差
fixCleanup3_3_029 / 3583%+1
BatchV1_121 / 3560%±0
SingleAssetVault(XLS-65)13 / 3537%±0
LendingProtocol(XLS-66)12 / 3534%±0
Batch(XLS-56)12 / 3534%±0
fixXChainRewardRounding11 / 3531%±0
PermissionDelegationV1_1(XLS-75)10 / 3529%±0
fixBatchInnerSigs10 / 3529%±0
ConfidentialTransfer(XLS-96)7 / 3520%±0
DynamicMPT(XLS-94)7 / 3520%±0
Sponsor(XLS-68)5 / 3514%±0
XChainBridge(XLS-38)5 / 3514%±0
PermissionDelegation(XLS-75)1 / 353%±0

13件のうち動いたのは1件だけである。fixCleanup3_3_0 が28票から29票へ上がった。

台帳が多数派を記録したのは、協定世界時8月28日11時15分だった

検証済み台帳106620496番の Amendments オブジェクトを直接読んだ。Majorities に1件だけ記録が入っている。修正案は 3298D47E で始まる識別子、記録時刻は Ripple 元期で841230900、すなわち協定世界時8月28日11時15分である。識別子は fixCleanup3_3_0 のものと一致した。

昨日見たのは同じ日の9時34分の台帳だった。その1時間41分後に、記録は入っていた。

有効化には、多数派を14日間連続で維持する必要がある。単純に数えると期限は協定世界時9月11日11時15分、日本時間で9月11日20時15分である。

ただし条件が付く。28票を下回れば、記録は台帳から消える。そのときは計時も消え、次に28票へ戻ったところから14日を数え直す。今日は29票で、余裕は1票分しかない。9月11日は目標であって、確定した日付ではない。

貸出の2件は、5日続けて動いていない

XLS-65は13票、XLS-66は12票である。8月20日に発表された Ripple、Clearpool、Cicada Partners の機関投資家向け信用市場は、この2件の有効化を前提にしている。発表から9日たって、賛成は1票も増えていない。

昨日書いたとおり、今日計時に入ったものが有効化されても貸出はできない。それは XLS-65 と XLS-66 のバグを直す修正である。順番として筋は通っているが、日程が付いたのは前提のほうだけである。仮に2件が明日28票へ届いたとしても、有効化は9月中旬より後になる。

Evernorth がNASDAQへ。4億7,327万枚のうち、現金で買ったのは18%である

SECが8月27日、Evernorth Holdings と Armada Acquisition Corp II の統合に関する Form S-4 を発効させた。目論見書(Form 424B3)が同日提出されている。特別株主総会は9月30日、承認されれば NASDAQ に XRPN として上場する。クロージングは第3四半期末から第4四半期初と見込まれている。

一次資料で内訳を取った。上場時の保有は4億7,327万6,430枚で、出どころは6つに分かれる。

出どころ枚数
Ripple による拠出1億2,679万1,458
スポンサーのシリーズC出資2億1,131万9,096
関連会社による出資5,000万
現金2億1,400万ドルで購入8,436万5,876
先行出資者の拠出60万
後行出資者の拠出20万

現金で買われたのは8,436万枚で、全体の17.8%にとどまる。残る3億8,891万枚は、株式と引き換えに現物で持ち込まれたものである。うち1億2,679万枚は Ripple 自身が拠出した。

購入分の平均単価は1枚2.53657058ドルで、投じた現金は2億1,400万ドルだった。今日の1.39ドルで評価すると1億1,727万ドルで、45%下にある。

「機関がXRPを買っている」という読み方が、この会社を根拠にするのは難しい。市場から現金でXRPを吸収した額は2億1,400万ドルであり、それ以外は既存の保有者のあいだで持ち分が株式に置き換わっただけである。

4億9,780万ドルの減損。会計上、値を戻すことはできない

同じ目論見書の財務諸表に、減損が計上されている。

期間減損額
設立から2025年12月31日2億3,365万642ドル
2026年1〜6月2億6,414万6,097ドル
累計4億9,779万6,739ドル

2025年12月末に計上されていたのは3億4,628万4,972枚で、取得原価は8億4,657万5,043ドル、1枚あたり2.44ドルである。累計の減損は、取得原価の58.8%にあたる。簿価は3億4,877万8,304ドル、1枚あたり1.007ドルまで下がっている。

会計処理が効いてくる。Evernorth のXRPは ASU 2023-08 の適用範囲に入らないと判断され、取得原価から減損を控除する方式で計上されている。値が下がれば損失を計上し、そのあと値が戻っても書き戻せない。目論見書は「減損後、デジタル資産は公正価値まで評価減され、それが新しい取得原価となり、その後の価値上昇に対して調整されない」と明記している。

同じ書類に、直近の状況も書かれている。2026年7月1日から8月5日までの Coinbase での最安値は1.02ドルで、追加の減損は生じなかった。簿価が1.007ドルまで下がっているので、1.02ドルでは下回らない。簿価はすでに、この夏の最安値の内側にある。

6月30日時点の累積赤字は3億4,085万2,135ドルである。

上場後の使い道は、票が足りていない機能と同じところを指している

同社が発表文で述べている使い道も見ておく必要がある。資本をXRPを基盤とする基盤設備へ配分し、トークン化資産、台帳上の信用市場、決済のレールに供給する、というものである。1株あたりのXRPを増やすことを目標に掲げている。

台帳上の信用市場に資本を供給するには、XLS-65とXLS-66の有効化が要る。その2件は今日も13票と12票である。上場の日程は付き、使い先の日程は付いていない。

倫理条項は30日目。予測市場は13.5%へ戻り、板は16%厚くなった

7月30日に Tillis 議員と Gallego 議員がホワイトハウスへ送った倫理条項の対案は、今日も回答が無い。30日目である。争点は連邦職員とその配偶者によるトークン発行の禁止を州司法長官にも執行させるかどうかで、司法省だけを執行者とする案に民主党側が反対している構図は変わっていない。

9月15日の討論終結の採決は、東部時間午後2時15分のままである。可決に60票が要り、可決しても決まるのは法案の審議に入ることだけである。

一次の板を見た。

日付確率累計出来高板の厚み
8月25日14.5%1,082万ドル97万7,000ドル
8月26日15.0%1,106万ドル—
8月27日13.5%1,118万ドル50万4,000ドル
8月28日15.5%1,132万ドル41万5,000ドル
8月29日13.5%1,140万ドル48万ドル

昨日の15.5%から2.0ポイント下げ、8月27日と同じ13.5%へ戻った。ただし今日は昨日と向きが逆である。値は下がり、板の厚みは41万5,000ドルから48万ドルへ16%増えた。24時間の出来高は8万6,000ドルで、昨日の13万9,000ドルから4割近く減っている。

出来高が減り、板が厚くなり、値が下がった。取引の勢いではなく、置かれた注文のほうが増えている。

詰まりは2か所のまま

昨日確認した構図に変化は無い。倫理条項が民主党の票を止めている一方、銀行業界5団体は5月のステーブルコイン利回りの妥協案を共同声明で拒否し、共和党側から法案を止めている。民主党側が挙げている論点も、倫理・不正資金・上院農業委員会の条文の取り込み方の3つで動いていない。

機関投資家・パートナーシップ

Charles Schwab が3銘柄を追加した。XRPは入っていない

Charles Schwab が8月27日、Solana、Avalanche、Chainlink を個人向けの暗号資産取引に加えると発表した。「今後数か月のうちに」とされており、3銘柄ともまだ稼働していない。同社は5月からビットコインとイーサリアムの現物取引を提供している。

規模を確認した。対象は証券口座3,990万件、預かり資産13兆400億ドルである。手数料は取引額の0.75%になる。

XRPは含まれていない。同社の thinkorswim ではXRPの先物が扱えるが、個人向けの現物取引としては発表されていない。

今日の材料では、これが強気の材料として読まれた。The Bull Winkle Blue Print は、機関が Delta One やETFを通じて建て終えるまで意図的にXRPを個人向けの棚から外している、という筋書きを置いている。

この読み方は検証できない。同社は追加の理由を「確立されたデジタル資産に対する顧客需要」とだけ述べており、外した銘柄について説明していない。説明が無いことは、隠された意図の証拠にならない。同じ論法を使えば、追加されなかったあらゆる銘柄について同じ物語が書ける。

確かなのは順番のほうである。証券口座3,990万件を持つ会社が、次に加える3つを選び、XRPはそこに入らなかった。同社の判断基準が市場規模と顧客需要だとすれば、その2つでXRPが3銘柄を上回らなかったということになる。XRPの時価総額は今日の時点で、Solanaの1.4倍、Chainlink の10.3倍、Avalanche の27.7倍ある。

ETFの確定した最終日は8月26日のまま、1日進まなかった

集計元で確認した。8月27日の日次は今日も出ていない。確定している最終日は8月26日の2,814万ドルのままである。

項目値
直近の確定した日次の純流入2,814万ドル(8月26日)
8月の累計約8,074万ドル
7月の累計約2,700万ドル
6月の累計約5,946万ドル
累計の純流入16億2,000万ドル
純資産約14億ドル

8月は7月の3倍で、6月も上回っている。1日の集計が止まったこと自体は、集計元の更新の遅れでも起きる。数字が変わっていないので、昨日からの差分は無い。

連続の流入日数については、今日の材料と報道で数え方が割れている。8日、9日、15日という3つの数字が同じ週に出ている。基準になる日が違うだけで、いずれも流出が無いことは共通している。日数そのものは判断の材料にならない。

そして今日の材料の中に、この数字の扱い方を最も正確に書いたものがあった。Cheeky Crypto の整理である。

8,000万ドル分のETFが持ち替わったとしても、それは8,000万ドルの新しい資金がXRPを買ったという意味ではない。すべての取引には、その反対側に買い手と売り手がいる。

同氏は続けて、累計の純流入と純資産は別物であり、価格が動けば1ドルも入らなくても純資産は動く、と書いている。そのうえで置いた読み方が有用である。

アクセスは配分より先に来る。そして配分がしばらく続いて、はじめて構造的な需要があると言える。

ETFという経路ができたことは、機関が入る摩擦を減らす。減らすことと、実際に入れることは別である。

技術・XRPL

台帳は上半期に1,599億ドルを決済し、手数料は118万ドルだった

21Shares が2026年上半期のXRPを対象にした分析を出した。同社はXRP現物ETFの発行体で、当事者にあたる。それでも数字は同社に不利な方向を向いている。

項目2026年上半期
XRP Ledger の決済額1,599億ドル
台帳が生んだ手数料118万ドル(前年同期643万ドルから81.6%減)
うち保有者へ届いた割合10.6%
内訳(スワップ手数料)80.3%減
内訳(NFTのロイヤルティ)69%減
内訳(通常の取引手数料)66.3%減
XRPの供給の増加年率5.5%

1,599億ドルが台帳の上を通り、台帳が受け取ったのは118万ドルである。さらにその10.6%、金額にして約12万5,000ドルだけが、焼却という形でXRPの保有者に届いた。

この数字は自分で確かめられる。今日の24時間の焼却は356枚で、上半期の平均価格を2ドル前後とすれば、12万5,000ドルは181日で1日あたり約345枚にあたる。実測とほぼ一致する。手数料が極小に設計されているという前提に、実測の側からも裏が取れた。

そして同じ半年で、供給は5.5%増えている。

5.5%という数字は、いちばん良い成績である

供給の増え方は同業と比べられている。Stellar は年8.8%、TON は年9.6%で、XRPの5.5%はこの3つの中で最も低い。今日の材料では Crypto Sensei がこの点を扱い、「これはインフレと同じで、賃金が上がらなければ実質的に損をしている」と述べている。整理として正しい。

ただし比較の中に、もう1つの列がある。Tron は手数料収入が供給の増加を上回っており、保有者には年1.4%のプラスが残る。XRPは5.5%のマイナスで、価格が年5.5%上がってはじめて購買力が横ばいになる。差は増え方ではなく、増えた分を打ち消す収入があるかどうかにある。

XRPL の手数料が118万ドルで、時価総額が869億ドルである。打ち消しは、桁として成立していない。

ETFの目論見書が、Clarity法とエスクローを結びつけた

Cryptex Digital Market Cap ETF の登録届出書(Form S-1/A、8月24日付)に、目を引く一文がある。一次資料で確認した。

同社は、規制の明確化が実現した場合(たとえばCLARITY法の成立を通じて)、ステーブルコインと為替のペアにおける台帳上の流動性を支えるため、エスクローから追加のXRPを放出する可能性があると示唆している。

Ripple Bull Winkle がこの箇所を取り上げ、Bill Morgan 氏が「Ripple からこのような表明があった記憶が無い」と述べていることも併せて紹介した。同氏は続けて、これが本当なら毎月の再ロック比率が下がることを意味し、供給が増えれば価格は上がりにくい、と自分で書いている。自分に不利な読み方を先に置いた例として、今日はこれがいちばん誠実だった。

事実関係を分けておく。

  • この文はETFの発行体が書いたものであり、Ripple の発表ではない。届出書に出典は付いていない
  • エスクローは台帳の水準で時刻ロックされており、期日より前に引き出すことは技術的にできない。したがって「追加の放出」が指しうるのは、毎月放出される最大10億枚のうち再ロックする割合を下げることだけである
  • 同じ届出書は、Ripple が各月の放出のうち60〜80%を再ロックしてきたと書いている。実際に流通へ入るのは月2〜3億枚である

同じ届出書には、この件を評価するための材料が他にもある。

焼却の速度は総量として小さく、毎月のエスクロー放出による構造的な供給拡大を実質的に相殺しない。

XRPの実効的な年間インフレ率は3.9〜5.9%と書かれており、21Shares の5.5%と同じ範囲に収まっている。別々の書き手が、別々の方法で、同じところに着いた。

同じ届出書は、レールとトークンの区別も書いていた

もう1か所、引用しておく価値がある。

これらの法人向け製品がXRPの有用性を必要とするのか、それとも Ripple のソフトウェアだけを必要とするのかについては、アナリストのあいだで繰り返し論点になってきた。

RippleNet、On-Demand Liquidity、Ripple Payments について書かれた一文である。ここで毎日書いている区別が、SECへ提出された書類の中に、ほぼ同じ言葉で入っている。

指数の中での位置も出ている。XRPの指数構成比は4.36%、ファンド組入比率は4.88%で、構成銘柄の7番目である。Dogecoin(5.51%/6.17%)、Cardano、BNB、Hyperliquid のいずれよりも下にある。この指数は階層ごとに上限を設ける方式なので、時価総額の順位がそのまま出るわけではない。それでも、7番目である。

ユーロ建ての岸は、2つのアドレスが99.9996%を持っている

観測点2として追っているのは、RLUSD以外の通貨建てステーブルコインの厚みである。今日、台帳の側から中身を開けた。

EURCV(Société Générale)は、XRPL上の発行残高がちょうど1,000万ユーロだった。7月11日から今日まで49日間、1ユーロも動いていない。

EUROP(Schuman)のほうは、発行残高が1,000億という名目になっている。保有者ごとに分解した。

保有者残高Domain
1番目のアドレス999億9,962万3,073ripple.com
2番目のアドレス37万4,215ripple.com
それ以外の1,871件2,711—

上位2つで99.9996%を占める。通常の保有者の手元にあるのは、合計2,711 EUROP である。今日の相場で3,000ユーロ台にあたる。

Domain フィールドは各アカウントが自分で設定するもので、誰が動かしているかの証明にはならない。確かなのはそこではない。銘柄が台帳の上に存在することと、その銘柄が誰かの手元にあることは、これだけ離れうる。

橋の片岸には、RLUSDが10億3,608万ドルある。もう片岸のユーロ建ては、EURCVが49日間動かない1,000万ユーロと、EUROPの2,711である。auto-bridging が機構として効くには両側に厚みが要るが、片側には渡るだけの量が無い。

総供給は999億8,562万枚。この24時間の焼却は356枚だった

検証済み台帳106620491番(協定世界時8月29日10時38分)で、総供給は 99,985,622,849 XRP だった。当初の1,000億から約1,437万7,150枚が焼却された計算になる。

前日の台帳106597357番との差は356枚で、そのあいだに閉じた台帳は23,134である。今日の価格で約495ドルにあたる。昨日の323枚から増えた。

XRPLのDEX出来高は、8月27日が838万ドルで確定した

日付XRPLのDEX出来高
8月21日3,982万9,083ドル
8月22日3,220万3,208ドル
8月23日1,432万4,011ドル
8月24日1,060万6,700ドル
8月25日1,137万3,521ドル
8月26日922万7,782ドル
8月27日838万2,566ドル
8月28日1,333ドル(未確定)
8月29日2,606ドル(未確定)

確定した最終日が8月27日へ1日進んだ。値は838万2,566ドルで、前日の922万ドルから9.2%減である。8月21日の3,983万ドルからは79%減である。8月25日にいったん戻したあと、2日続けて下がっている。

TVLは4,133万ドルで、昨日の4,310万ドルから4.1%減った。

市場・オンチェーン

1.39ドル。BNBとの差は3日ぶりに縮んだ

  • XRPは約1.39ドルである。時価総額は約869億300万ドルで、順位は5位のままである
  • 4位のBNBの時価総額は約917億4,500万ドルで、差は約48億4,200万ドル、率にすると5.6%である
  • 24時間で2.17%安である
  • 24時間の出来高は約24億5,700万ドルで、昨日の約29億6,100万ドルから17%減った
  • 2025年7月17日の最高値3.65ドルから、なお約62%下にある

差の広がり方が、3日ぶりに向きを変えた。3日前は47億2,800万ドル、昨日は50億9,000万ドル、今日は48億4,200万ドルである。今日はBNBが2.44%下げ、XRPは2.17%下げた。両方下げて、下げ幅がBNBのほうが大きかった日は、この系列では今日が初めてである。差は約2億4,800万ドル縮んだ。

3日前の870万ドルという水準からは、依然として遠い。

RLUSDはXRPL上で初めて10億ドルを超えた。それでもシェアは下がっている

日付XRPL上のRLUSDEthereum上のRLUSD差
8月24日9億8,841万ドル11億1,086万ドル1億2,245万ドル
8月25日9億6,278万ドル11億959万ドル1億4,682万ドル
8月26日9億5,668万ドル11億2,200万ドル1億6,532万ドル
8月27日9億7,545万ドル11億3,235万ドル1億5,689万ドル
8月28日9億9,480万ドル12億28万ドル2億548万ドル
8月29日10億3,608万ドル12億9,845万ドル2億6,237万ドル

XRPL上のRLUSDが、この系列で初めて10億ドルを超えた。1日で4,129万ドル増えている。

同じ日にEthereum上は9,817万ドル増えた。合計の増加1億3,946万ドルのうち、70%がEthereum側に出ている。差は2億548万ドルから2億6,237万ドルへ広がり、この系列を取り始めてからの最大を2日続けて更新した。

7日前の998万ドルから見れば、差は26倍のところにある。

比率でも確認できる。両台帳の合計に占めるXRPLの割合は44.4%である。21Shares の分析によれば、6月30日の時点では52%だった。2か月で7.6ポイント下がっている。RLUSDがXRPL上で最大になったことと、RLUSDの中でXRPLの取り分が減っていることは、同時に起きている。

「XRPを使わなければXRP Ledgerは使えない」について

今日の材料に、この形の主張が2本あった。Ripple Bull Winkle は「XRP Ledger を使うならXRPを使わなければならない。彼らが使いたいのなら、XRPを買って保有しなければならない」と述べている。

機構としては、部分的に正しい。台帳の上で取引するには手数料の焼却が要り、アカウントには基本準備金として1XRPが要る。ただし規模が問題になる。上半期に1,599億ドルを決済して、焼却で保有者に届いたのは約12万5,000ドルだった。準備金のほうは、利用者が10万人増えて必要になるのが約14万ドル分である。

必要であることと、価格に効く規模を持つことは別である。そして機関の側は、この必要量を極小に保つことを設計目標として選んできた。

同じ日に The Crypto Republic が、別の言い方で線を引いている。

可能性は証明ではない。採用は実証されなければならない。

ネットワークと価格

  • 総供給は999億8,562万枚で、この24時間の焼却は356枚、金額にして約495ドルである
  • XRPL上のTVLは4,133万ドルで、昨日の4,310万ドルから4.1%減った
  • XRPLのDEX出来高は8月27日の838万ドルが最終の確定値。1日進んだ
  • 24時間で2.17%安、最高値からは約62%下
  • 24時間の出来高は約24億5,700万ドルで、昨日から17%減った
  • 時価総額は約869億300万ドルで、順位は5位。BNBとの差は約48億4,200万ドルへ縮んだ
  • XRPL上のRLUSDは10億3,608万ドル、Ethereum上は12億9,845万ドルで、差は2億6,237万ドルへ広がった
  • XRPL上のEURCVは1,000万ユーロ。7月11日から49日間動いていない

総評

昨日は、Ripple 自身がまた一つ大きな事業を開け、台帳の側では信用市場ではなくそのバグ修正のほうが閾値に届いた日だった。今日は、その修正に日程が付き、同じ日に台帳が去年の上半期に稼いだ金額が判明した日である。

トークンの問いから書く。

  1. fixCleanup3_3_0 の多数派が、協定世界時8月28日11時15分に台帳へ記録された。昨日「起点の手前」と書いた場所の1時間41分後である。14日間の計時はそこから始まり、単純に数えると9月11日に有効化される。

    ただし28票を下回れば記録は消え、計時も消える。今日は29票で、余裕は1票分しかない。9月11日は目標であって確定した日付ではない。

  2. XLS-65は13票、XLS-66は12票で、5日続けて動いていない。信用市場の発表から9日たって、賛成は1票も増えていない。日程が付いたのは、貸出そのものではなくその前提のほうである。

  3. 台帳が2026年上半期に決済したのは1,599億ドルで、手数料は118万ドルだった。前年同期の643万ドルから81.6%減っている。さらにその10.6%、約12万5,000ドルだけが焼却を通じてXRPの保有者に届いた。

    この数字は実測と一致する。今日の24時間の焼却は356枚で、上半期の平均価格を2ドル前後とすれば、12万5,000ドルは1日約345枚にあたる。トークンが受け取る額の小ささは、設計の帰結として確認できる。

  4. 同じ半年で供給は5.5%増えた。Stellar の8.8%、TON の9.6%より低く、この3つでは最も良い。ただし Tron だけは手数料収入が供給の増加を上回り、保有者に年1.4%が残る。XRPは年5.5%のマイナスで、価格が年5.5%上がってはじめて購買力が横ばいになる。

  5. Cryptex Digital Market Cap ETF の届出書が、Ripple がClarity法の成立時にエスクローから追加のXRPを放出しうると示唆した、と書いた。ETFの発行体が書いた文であり、Ripple の発表ではない。 出典は付いていない。エスクローは時刻ロックなので、指しうるのは再ロック比率の引き下げだけである。

    同じ届出書は、焼却が毎月のエスクロー放出を実質的に相殺しないと書き、実効的な年間インフレ率を3.9〜5.9%としている。21Shares の5.5%と同じ範囲である。

  6. 観測点2の岸を、台帳の側から開けた。EURCVは1,000万ユーロで49日間動いていない。EUROPは名目1,000億のうち、上位2つのアドレスが99.9996%を持ち、それ以外の1,871件の合計は2,711である。橋の片岸には、渡るだけの量が無い。

  7. RLUSDがXRPL上で初めて10億ドルを超えた。同じ日にEthereum側も増え、増加分の70%はそちらに出た。差は2日続けて過去最大を更新して2億6,237万ドルになり、合計に占めるXRPLの割合は6月30日の52%から44.4%へ下がっている。残高が最大になったことと、取り分が減っていることが同時に起きている。

  8. XRPLのDEX出来高は、確定した最終日が8月27日へ進んだ。838万ドルで、8月25日に戻したあとは2日続けて下がっている。8月21日の3,983万ドルからは79%減である。

そして今日いちばん端的な整理は、材料の側ではなくSECへ提出された書類の中にあった。Cryptex の届出書が、Ripple の法人向け製品について「XRPの有用性を必要とするのか、それとも Ripple のソフトウェアだけを必要とするのか」は繰り返し論点になってきた、と書いている。ここで毎日書いている区別が、ほぼ同じ言葉で目論見書に入っている。

レールの側は、こうである。

  1. Evernorth の Form S-4 が8月27日に発効した。9月30日の株主総会で承認されれば、NASDAQ に XRPN として上場する。上場時の保有は4億7,327万6,430枚である。

    内訳が効いてくる。現金で買われたのは8,436万5,876枚、全体の17.8%にすぎない。投じた現金は2億1,400万ドル、平均単価は2.53657058ドルで、今日の1.39ドルでは45%下にある。残る3億8,891万枚は株式と引き換えの現物拠出で、うち1億2,679万枚は Ripple 自身が出した。市場から現金でXRPが吸収された額は、2億1,400万ドルである。

  2. その保有には、累計4億9,780万ドルの減損が計上されている。2025年12月末までに2億3,365万ドル、2026年上半期に2億6,415万ドルである。取得原価8億4,658万ドルの58.8%にあたり、簿価は1枚1.007ドルまで下がった。

    会計方式も見ておく必要がある。取得原価から減損を控除する方式なので、値が戻っても書き戻せない。7月1日から8月5日の最安値1.02ドルでも追加の減損が出なかったのは、簿価がすでにその内側にあるからである。

  3. Charles Schwab が Solana、Avalanche、Chainlink を個人向けに加えると発表した。証券口座3,990万件、預かり資産13兆400億ドルの会社が、次の3つを選び、XRPは入らなかった。同社の基準は市場規模と顧客需要とされている。XRPの時価総額はSolanaの1.4倍、Chainlink の10.3倍、Avalanche の27.7倍ある。

    今日の材料はこれを「機関が建て終えるまで意図的に外している」と読んだ。説明が無いことは、隠された意図の証拠にならない。

  4. ETFは確定した最終日が8月26日のまま進まなかった。8月の累計は約8,074万ドルで、7月の3倍、6月も上回っている。連続の流入日数は8日・9日・15日と3通りに述べられており、数え方の違いなので判断の材料にならない。

    Cheeky Crypto が置いた「アクセスは配分より先に来る」という順序は、この局面の読み方として使える。経路ができたことと、実際に入れることは別である。

立法の側は、こうである。倫理条項は30日目で、7月30日の対案への回答は今日も無い。9月15日午後2時15分の討論終結の採決は動いていない。予測市場は13.5%へ2.0ポイント下げたが、板の厚みは41万5,000ドルから48万ドルへ16%増えた。24時間の出来高は8万6,000ドルで、昨日から4割近く減っている。値が下がり、出来高が減り、板が厚くなった。昨日とは逆の組み合わせである。

市場の側は、こうである。XRPは約1.39ドル、時価総額は約869億300万ドルで、24時間で2.17%安い。BNBとの差は約48億4,200万ドル、率にして5.6%へ縮んだ。両方下げて、下げ幅がBNBのほうが大きかったのは、この系列では今日が初めてである。24時間の出来高は約24億5,700万ドルで、昨日から17%減っている。

情報ソース

  1. [Crypto Sensei] $100 XRP BY DECEMBER??? (WHALES ARE POSITIONED) — https://www.youtube.com/watch?v=z6QcDMuo-Ow
  2. [Crypto Sensei] NO TIME LEFT!! BLACKROCK ABOUT TO LAUNCH XRP ETF!?! — https://www.youtube.com/watch?v=G0aPcLIDveY
  3. [Crypto Sensei] 🔴 LIVE: XRP ETF EXPLOSION — Massive Inflows Surge as Ripple Prime Goes Delta One! — https://www.youtube.com/watch?v=z_Nl32ht5ZI
  4. [Crypto Sensei] 😱 XRP PRICE MANIPULATION EXPOSED?! — https://www.youtube.com/watch?v=hgQrbqKK2CY
  5. [Crypto Sensei] HOLY CR*P $50,000 XRP ACTUALLY HAPPENING!??!! (MAJOR SURGE!?) — https://www.youtube.com/watch?v=PRtrhfFq8wY
  6. [Crypto Sensei] 🚨 XRP SUPPLY SHOCK EXPOSED!!! HOLDERS ARE LOSING VALUE!!! — https://www.youtube.com/watch?v=Bo5eFTfGZ30
  7. [Ripple Bull Winkle] 🚨DOLLAR WEAKNESS IS BULLISH FOR #XRP!!! — https://www.youtube.com/watch?v=KAiM078TBtw
  8. [Ripple Bull Winkle] 🚨GOLDMAN SACHS BUYING #XRP!!! — https://www.youtube.com/watch?v=LMRug9XbHf0
  9. [Ripple Bull Winkle] MASTERCARD JUST SWITCHED TO XRP!!!! (IT’S OFFICIAL!!!!!) — https://www.youtube.com/watch?v=2Oq8Sxf1rOM
  10. [Ripple Bull Winkle] BREAKING NEWS!!! RIPPLE JUST SOLD ALL THE XRP!!??!! — https://www.youtube.com/watch?v=eb3-nvzcSO8
  11. [Ripple Bull Winkle] IT IS HAPPENING NOW!!!!!! XRP PRICE GOING BALISTIC IN Q4!?! — https://www.youtube.com/watch?v=4B6eDM15L6Q
  12. [Ripple Bull Winkle] 🚨THEY NEED #XRP TO USE RIPPLE!!! — https://www.youtube.com/watch?v=OrldFMXUcKg
  13. [Digital Outlook] XRP Institutions Are Going To Price Retail OUT! BOOOOOM!💥 — https://www.youtube.com/watch?v=DzAaSPkRG2s
  14. [Digital Outlook] XRP Just Hit The Nasdaq, SEC GREENLIGHTS EVERNORTH! BOOOOOM!💥 — https://www.youtube.com/watch?v=ouQOn79r5hw
  15. [The Bull Winkle Blue Print] The Secret XRP Derivatives Pivot: What You Need To Know — https://www.youtube.com/watch?v=bckPMk6Mz9Y
  16. [The Bull Winkle Blue Print] US TREASURY XRP PLAN CONFIRMED! (THE BIG REVEAL) 🚨 — https://www.youtube.com/watch?v=Hxa1JidCQmc
  17. [Cheeky Crypto] XRP ETFs Hit Eight Straight Inflow Days… $10 XRP coming? — https://www.youtube.com/watch?v=gbQUgHBNEPc
  18. [Cheeky Crypto] XRP Is at a Critical Turning Point… $10 soon? — https://www.youtube.com/watch?v=ZrhQLCxUK78
  19. [Stock Moe] URGENT! 🚨 NANCY PELOSI 🚨 Just Bought WHAT!!! 3 Best Stocks To Buy NOW! — https://www.youtube.com/watch?v=ZYHuibCFk2M
  20. [Paul Barron Network] Solana Melt-UP!🚀Rate Hike Chaos?🔥Technical Analysis @TimWarrenTrades 📉 — https://www.youtube.com/watch?v=0kxyeXbci74
  21. [The Crypto Republic] DON’T SELL YOUR XRP AT $10,000 THE REAL REASON WHY! — https://www.youtube.com/watch?v=mZ4RZgq0DyY
  22. [Ripple] How is prime brokerage evolving with digital assets? — https://www.youtube.com/watch?v=O67RH3995iE

関連動画