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XRPファンダメンタルズ 2026年8月27日「動く決済 橋は無い」
XRPファンダメンタルズ

日本の国債決済は日銀のトークンで動く。XRPLではない


主要ニュース

日本の国債決済は日銀のトークンで動く。XRPLではない

日本の金融庁、財務省、日本銀行が、株式と国債の決済をブロックチェーンへ移す検討組織を立ち上げる。日本経済新聞の報道を、複数の英語媒体が引いている。

事実関係を確認した。

項目内容
主体金融庁、財務省、日本銀行、3メガバンク
対象株式と日本国債の決済(発行・流通そのものではない)
国債の残高約1,166兆円(財務省)
検討組織の立ち上げこの夏
設計計画早くて2027年初
稼働2030年代前半

決済に使う通貨の作り方まで報じられている。銀行が日銀に置いている当座預金の一部をトークンに換え、金融機関のあいだだけで使う。ホールセール型の中央銀行デジタル通貨である。三菱UFJ、三井住友、みずほの3行は、すでにトークン化された株式と国債の実証に入っている。

ここが今日いちばん重要な点である。橋渡しの資産が要らない設計になっている。円建ての債券を、円建ての中央銀行マネーで決済するのだから、あいだに別の資産を挟む理由がない。XRP Ledger も、他のパブリックチェーンも、報道の中に出てこない。

今日の材料では、この報道が「日本が8兆ドルの国債をブロックチェーンに載せると発表した」という形で流れた(Crypto Sensei)。同氏は自分で生成AIに当て、内容を訂正している。

この投稿は実在の報道と政策の取り組みにもとづいているようだが、日本がどこまで進んだかを実質的に誇張している。日本は1,166兆円の国債すべてをブロックチェーンに載せると発表してはいない。報じられているのは、官民の研究の取り組みである。

そのうえで同氏は、XRP Ledger が日本の国債のトークン化に関わるという見立てを立てている。根拠として挙げられたのは、Ripple が日本で50行超の決済基盤を作ってきたこと、韓国の教保生命保険との提携、Flare の創業者による発言である。いずれも別の案件で、今回の検討組織とはつながっていない。

DTCCは10月に稼働する。担保のトークン化はChainlinkが担う

同じ構図が、米国側にもある。

米証券保管振替機構(DTCC)は7月15日、トークン化された株式・ETF・米国債の実取引を処理した。参加したのは JPMorgan、Goldman Sachs、BlackRock、Vanguard を含む20社超で、担保の移動、レポ、証拠金の移動、売買、資産の移管を対象にしている。対象は約1,000銘柄である。

10月に、参加資格のある機関へ広く開かれる。 担保のトークン化については Chainlink を使うことが公表されている。

日本の国債決済と、米国の証券決済。同じ週に日程が具体化した2つの大きな決済基盤は、どちらもXRP Ledger の上にない。レールが鎖上へ動くことと、XRPというトークンが価値を捕捉することは別である——という区別が、今日は2つの事例で同時に見える形になっている。

倫理条項は28日目。予測市場は13.5%へ下げた

7月30日に Tillis 議員と Gallego 議員がホワイトハウスへ送った倫理条項の対案は、今日も回答が無い。28日目である。

9月15日の討論終結の採決は、東部時間午後2時15分のままである。可決に60票が要り、可決しても決まるのは法案の審議に入ることだけである。

一次の板を見た。

日付確率累計出来高
8月25日14.5%1,082万ドル
8月26日15.0%1,106万ドル
8月27日13.5%1,118万ドル

昨日の15%から1.5ポイント下げている。24時間の出来高は11万9,000ドルで、板の厚みは50万4,000ドルである。

今日の材料では、この確率が25%と22%の2通りに述べられている(The Bull Winkle Blue Print、Stock Moe)。一次の板は13.5%である。同じ誤差が4日続いている。

立法の日程については、今日いちばん整理されていたのがこれである(Crypto Sensei)。討論終結が9月15日に熟し、会期は10月3日に終わり、9月18日には4州で期日前投票が始まる。政治の窓が閉じる順番を並べたもので、Patrick McHenry 元下院金融サービス委員長の見立ても同じ向きにある。同氏は「選挙が近づくほど政策担当者の知能指数は落ちる」と述べ、労働者の日を過ぎた選挙年に物事を通すのは極めて難しいとした。

Mastercard がXRPLのハッカソンに付いた

XRP Ledger Foundation が、Mastercard をハッカソンのスポンサーとして迎えたと公表した。複数の報道で確認した。

  • 開催は10月24日から25日、ニューヨークで36時間
  • 主催は XRPL Commons で、Ripple の Swell 会議(10月27〜29日)の3日前にあたる
  • トラックは4つ。プロトコル、エージェント型金融、貸出と借入、そして自由枠

Mastercard との関係は、Gemini を通じたXRP Ledger 上のRLUSD決済の検討が先にある。今回はその延長で、開発者向けの催しへの協賛である。

協賛は、取引量の約束ではない。 ただしトラックの中身は見ておく価値がある。4つのうち2つが、貸出・借入とエージェント型決済になっている。これは有効化待ちのXLS-65・XLS-66が想定している領域と重なる。作り手を集めている場所と、票が足りていない機能が、同じところを指している。

機関投資家・パートナーシップ

Goldman Sachs の1億1,300万ドルは、13Fの数字ではない

昨日書いた8,650万ドルという保有が、今日は1億1,300万ドルとして流れた(Ripple Bull Winkle)。

両方とも同じ持ち高を指している。

数字意味
8,650万ドル13Fに記載された、6月30日時点の評価額
1億1,370万ドル同じ株数を今日の値段で評価し直したもの

差の31%は、2か月分の値上がりである。買い増しではない。提出書類に載っているのは前者だけである。

13Fは四半期末の写真なので、そこから時間が経てば評価額は動く。動いた額を「エクスポージャーが増えた」と呼ぶと、新しい資金が入ったように読める。今日の材料は「前より大きな持ち高になっている」と述べており、株数は変わっていない。

イタリア最大の銀行は、XRPを積んでいない

Intesa Sanpaolo が Grayscale XRP Trust を71万2,319株持っていることが、「欧州の大手銀行が静かにXRPのエクスポージャーを積み上げている」という形で扱われた(Crypto Sensei)。

第2四半期の13Fを確認した。株数は第1四半期と同じ71万2,319株である。この持ち高は第1四半期に作られたもので、当時の評価額は約1,800万ドルだった。今期は1株も増えていない。

同じ書類で動いたのは、別の2つである。

銘柄第1四半期第2四半期
iShares Bitcoin Trust64万6,809株4万723株(-93.7%)
iShares Staked Ethereum Trust11万6,200株34万9,600株(3倍)
Grayscale XRP Trust71万2,319株71万2,319株(±0)

ビットコインをほぼ全部降り、ステーキング付きのイーサリアムを3倍にして、XRPは触っていない。据え置きは売却ではないので、確信を保っているとは読める。ただし積み上げているのは、XRPではないほうである。

米国側では、Wells Fargo が8月14日提出の13Fで Bitwise のXRP現物ETFを918万ドル分開示している。同一のCUSIPに紐づく139万ドルと779万ドルの2行に分かれており、今期この商品に対する単独の開示としては最大である。こちらは新規の開示にあたる。

技術・XRPL

auto-bridging に銀行名が出た。名前は誰でも付けられる

観測点1として追ってきたのは、許可制DEXの実ボリュームと auto-bridging である。今日いちばん大きく扱われたのが、ここに直接当たる主張だった(Ripple Bull Winkle)。

XRP Ledger の auto-bridging のデータに Wells Fargo と Abu Dhabi Bank の名前が出ている、というものである。同氏は「機関の活動が台帳に届き始めた」と述べ、根拠として3点を挙げた。Wells Fargo が Bitwise のXRP ETFを918万ドル持っていること、The Clearing House を介した間接的な関係、Bitwise の第3四半期の資料で「主要な金融機関の約79%がRippleかXRPと何らかの接点を持つ」とされていることである。

事実関係を確認した。

まず出所である。この画面は Chad Steingraber 氏のダッシュボードで、ChaCha を名乗る利用者が共有したものである。報じた媒体は、XRP Ledger のアカウント名は利用者が任意に設定できると明記している。同じ記事は「画面写真だけでは Wells Fargo や Abu Dhabi Bank が取引を実行したことにならない」とも書いている。発信者自身も「誰でもアカウントを作って好きな名前を付けられる」という反論を紹介し、そのうえで状況証拠を積む形を取った。

積まれた3点は、いずれも別の話である。 ETFの保有は運用会社の商品を買った記録で、台帳のアカウントとは関係が無い。The Clearing House との関係は決済網の提携で、XRP Ledger 上のアカウントを意味しない。79%という数字は、Ripple と接点のある金融機関の割合であって、そのうちどれが台帳を使っているかは示さない。名前の一致だけが残る。

ただし、同じダッシュボードから使えるものが1つある。24時間の auto-bridging の構成比である。

資産割合
RLUSD58.8%
ETH17.5%
USDC12.7%
その他(USD、EUROP、USDT、BTC)残り

経由した組み合わせで大きいのは、USDC→RLUSD、USD→RLUSD、EUR→ETH、RLUSD→USDCである。

構成比は読める。auto-bridging が実際に効いているのは、ドル建てのステーブルコイン同士の乗り換えが中心で、その6割近くがRLUSD絡みである。橋の両岸のうち、片側はほぼRLUSDで埋まっている。

金額のほうは採らない。このダッシュボードはXRP建てで表示しており、最大の組み合わせが24時間で187万8,199XRPとなっている。ところが8月21日の測定では、72時間で auto-bridging を通ったXRPは約6,700枚、DEXの取引の0.16%だった。桁が3つ違う。 同じ「XRP」という単位が、経由した枚数と取引の想定元本のどちらを指しているかで、意味がまるごと変わる。特定できなかったので、今日は構成比だけを記録する。

XLS-65とXLS-66は3日連続で据え置き。掃除の1件は1票手前で止まった

一次データで全件を取った。

修正案賛成バリデータ割合前日差
fixCleanup3_3_027 / 3577%±0
BatchV1_119 / 3554%±0
SingleAssetVault(XLS-65)13 / 3537%±0
fixXChainRewardRounding12 / 3534%+1
LendingProtocol(XLS-66)12 / 3534%±0
Batch(XLS-56)12 / 3534%±0
fixBatchInnerSigs10 / 3529%±0
PermissionDelegationV1_1(XLS-75)9 / 3526%±0
ConfidentialTransfer(XLS-96)7 / 3520%±0
DynamicMPT(XLS-94)7 / 3520%±0
XChainBridge(XLS-38)5 / 3514%+1
Sponsor(XLS-68)5 / 3514%+1
PermissionDelegation(XLS-75)1 / 353%±0

有効化には28票を14日間連続で維持する必要がある。

13件のうち動いたのは3件で、いずれも1票ずつ増えた。増えたのは他チェーンとの橋渡し、報酬計算の丸め、手数料の肩代わりで、資産の使い道を増やすものではない。

信用市場の2件は3日続けて動いていない。XLS-65が13票、XLS-66が12票である。8月20日に発表された Ripple、Clearpool、Cicada Partners の機関投資家向け信用市場は、この2件の有効化を前提にしている。発表から7日で、賛成は増えていない。

そして昨日27票まで来た fixCleanup3_3_0 が、今日も27票だった。閾値28まであと1票のまま、2日止まっている。 14日間の維持期間は、28票に届いてから始まる。まだ始まっていない。

3.40ドルの根拠を分解すると、貸すのはRLUSDでXRPではない

Canary Capital の Steven McClurg 氏が8月24日、XRPが数か月のうちに3.40ドルを超えても驚かないと述べた。同氏は同時に、暗号資産市場そのものはまだ弱気相場にあるとし、本格的な強気は中間選挙のあとか2027年1月ごろとしている。

価格の見通しなので、水準そのものは扱わない。扱うのは、その下に置かれた理屈である。Cheeky Crypto の分解が、今日いちばん有用である。

貸出は、実際に誰かが借りたときにだけ意味を持つ。信用市場は、資本がとどまったときにだけ意味を持つ。利回りは、誘因ではなく実体のある経済活動から来たときにだけ意味を持つ。

同氏は、この構想が何に依存しているかを順に書いている。

  1. 貸されるのはRLUSDであって、XRPではない。XRP建ての貸出ではない
  2. Ripple は他の出資者と同じ条件で投資する立場で、損失を肩代わりする役ではない
  3. 動くのはまだ開発網の上で、本番の台帳では動いていない
  4. 本番で動かすにはXLS-65とXLS-66の有効化が要る

そのうえで、XRPがどこで効くのかも書いた。

XRP Ledger 上の活動が増えれば、すべてのドルがXRPの買い圧力に変わるわけではない。それはあまりに単純すぎる。強気の筋道はもっと間接的である。

同氏が置いた観測項目は、ここで追ってきたものと同じ場所にある。有効化されるか、本番で動くか、実際の借り手が現れるか、資本がとどまるか、そして借り手が2度目・3度目に戻ってくるか。「見ているのは完成品ではなく、工事現場である」という一文が、この構想の現在地を正確に言い当てている。

Ankr が機関向けのRPCを開けた

XRP Ledger Foundation と Ankr が、機関向けの接続基盤を公開した。本番網と試験網の両方で43の呼び出し方式に対応し、シンガポール、ニューヨーク、アムステルダム、サンフランシスコの4か所に節点を置く。応答の速い節点へ自動で振り分け、1か所が落ちれば別へ回す。

自前で節点を立てずに台帳へつなげるようになる、という話である。取引所や決済事業者が接続する際の手間が減る。ただしこれは開発者向けの配管であって、XRPの需要ではない。無料枠は毎秒30リクエストまでである。

総供給は999億8,562万枚。この24時間の焼却は491枚だった

検証済み台帳106576032番(協定世界時8月27日10時34分)で、総供給は 99,985,623,529 XRP だった。当初の1,000億から約1,437万6,000枚が焼却された計算になる。

前日の台帳106554119番との差は491枚で、そのあいだに閉じた台帳は21,913である。今日の価格で約700ドルにあたる。昨日の343枚から増えたが、桁は変わらない。

XRPLのDEX出来高は、8月25日が1,137万ドルで確定した

2日間止まっていた集計が動いた。

日付XRPLのDEX出来高
8月19日1,515万4,301ドル
8月20日2,582万8,666ドル
8月21日3,982万9,083ドル
8月22日3,220万3,208ドル
8月23日1,432万4,011ドル
8月24日1,060万6,700ドル
8月25日1,137万3,521ドル
8月26日966ドル(未確定)
8月27日917ドル(未確定)

昨日まで5,985ドルと表示されていた8月25日が、1,137万3,521ドルで確定した。確定した最終日が、8月24日から8月25日へ1日進んだ。

そのうえで水準は変わっていない。8月21日の3,983万ドルから71%減である。前日の1,061万ドルからは7%増えたが、上げ始める前の8月19日の1,515万ドルには戻っていない。

TVLは4,201万ドルで、昨日の4,282万ドルから減った。

市場・オンチェーン

1.43ドル。BNBとの差は47億ドルへ開いた

  • XRPは約1.43ドルである。時価総額は約894億4,000万ドルで、順位は5位のままである
  • 4位のBNBの時価総額は約941億6,700万ドルで、差は約47億2,800万ドル、率にすると5.3%である
  • 24時間で0.45%高である
  • 24時間の出来高は約40億6,700万ドルで、昨日の約35億2,000万ドルから16%増えた
  • 2025年7月17日の最高値3.65ドルから、なお約61%下にある

差の開き方が、昨日と違う。昨日はXRPが3.7%下げて開いた。今日はXRPが0.45%上げ、BNBが1.41%上げている。両方上げて、なお差が10億ドル開いた。 3日前に870万ドルまで縮んだ差は、率にして0.009%から5.3%になった。

ETFは累計16億ドルを超えた。確定した最終日は8月25日のままである

集計元で確認した。

項目値
直近の確定した日次の純流入2,387万ドル(8月25日)
累計の純流入16億ドル超
純資産約14億6,000万ドル
時価総額に対する割合1.63%

8月25日の内訳は、Bitwise が1,102万ドル、Franklin Templeton が639万ドル、Grayscale が428万ドル、Canary Capital が219万ドルで、21Shares は動いていない。8月18日から25日までの累計は約7,750万ドルである。

日付に注意が要る。この2,387万ドルという値を、今日いくつかの媒体が「8月26日」として報じている。集計元をたどると8月25日の数字である。 8月26日の確定値は、今日の時点でまだ出ていない。

含み損の測り方も書いておく。純資産を保有枚数で割れば今日の価格が出るだけなので、比べるべきは入れた金額との差である。累計で16億ドル入れて、いま14億6,000万ドルある。差は約1億4,000万ドルで、率にして8.8%である。昨日は15億9,000万ドルに対して14億6,000万ドルで、8.2%だった。

保有枚数についても、割り算の分母を確かめておく。ETFが持つXRPは総供給1,000億枚の約1%にあたる。ただし市場で動いている枚数は約625億枚なので、流通に対しては約1.6%である。 今日の材料が「供給の1%がすでにETFの中にある」と述べているのは(Crypto Sensei)、総供給に対しては正しい。

Binanceから出た2億3,100万枚は、8月21日の話である

取引所からの出庫が、今日いちばん広く回った数字だった(Digital Outlook)。「今日、大口が Binance から2億3,100万枚、3億3,500万ドル分を引き出した」という形で述べられている。

集計元で確認した。CryptoQuant の分析者 Darkfost 氏によるもので、8月21日の数字である。 今日ではない。2日前に発生し、6か月ぶりの高さで、90日平均の約4,000万ドルを大きく超えていた。

読み方についても、集計元は片方だけを取っていない。同じ期間に入庫も同時に急増しているため、大口が全体としてどちらを向いているかは判別できない、とされている。出庫だけを数えれば蓄積に見え、入庫を並べれば見えなくなる。

同じ日の材料で、Cheeky Crypto が別の角度から同じ限定を置いた。4日間で3億枚超という蓄積の報告について、こう書いている。

大口の財布は、心を読む装置ではない。XRPが大きなアドレスへ動いたことは、なぜそこへ動いたかを教えない。

同氏は、その財布が個人か、ファンドか、カストディの基盤か、取引所かは区別できないと述べ、そのうえで一つだけ言えることを残した。値が上がっている最中に残高が増えたのだから、大口が上昇に売り向かってはいなかった、という消去法の事実である。

もう一つ、出所の取り違えがあった。8月18日から25日にかけての7,700万ドルを「大口がXRPのETFを買った額」として扱ったものである(Digital Outlook)。この7,750万ドルは、その期間のETF全体の純流入で、買い手の区別は付いていない。

RLUSDは3日ぶりにXRPL側が増え、差が初めて縮んだ

観測点2として追っているのは、RLUSD以外の通貨建てステーブルコインの厚みである。今日もRLUSD自身の分布を記録する。

日付XRPL上のRLUSDEthereum上のRLUSD差
8月22日9億8,836万ドル10億8,500万ドル9,664万ドル
8月23日9億9,236万ドル10億8,500万ドル9,264万ドル
8月24日9億8,841万ドル11億1,086万ドル1億2,245万ドル
8月25日9億6,278万ドル11億959万ドル1億4,682万ドル
8月26日9億5,684万ドル11億2,520万ドル1億6,835万ドル
8月27日9億7,563万ドル11億3,258万ドル1億5,694万ドル

合計は21億822万ドルで、昨日の20億8,204万ドルから2,618万ドル増えた。

内訳が5日ぶりに変わった。XRPL上が1,879万ドル増え、Ethereum上は738万ドル増えている。増えた分の7割がXRPL側に出た。 2日続いた減少が止まり、両台帳の差も1億6,835万ドルから1億5,694万ドルへ、1,141万ドル縮んだ。差が縮んだのは、この系列を取り始めてから初めてである。

1日で向きが決まるわけではない。5日前の998万ドルから見れば、差はなお16倍のところにある。

EURCV(Société Générale)は今日もXRPL上に存在し、取引されていない。

ネットワークと価格

  • 総供給は999億8,562万枚で、この24時間の焼却は491枚、金額にして約700ドルである
  • XRPL上のTVLは4,201万ドルで、昨日の4,282万ドルから減った
  • XRPLのDEX出来高は8月25日の1,137万ドルが最終の確定値。1日進んだ
  • 24時間で0.45%高、最高値からは約61%下
  • 24時間の出来高は約40億6,700万ドルで、昨日から16%増えた
  • 時価総額は約894億4,000万ドルで、順位は5位。BNBとの差は約47億2,800万ドルである
  • XRPL上のRLUSDは9億7,563万ドル、Ethereum上は11億3,258万ドルで、差は1億5,694万ドルへ縮んだ

総評

昨日は、Ripple自身がレールとトークンの距離を数字で示した日だった。今日は、他人の決済基盤が2つ、同じ週に鎖上へ動く日程を出した日である。どちらもXRP Ledger の上にない。

トークンの問いから書く。

  1. 日本の金融庁・財務省・日本銀行と3メガバンクが、株式と国債の決済をブロックチェーンへ移す検討組織を立ち上げる。決済に使うのは、日銀の当座預金をトークンに換えたホールセール型の中央銀行デジタル通貨である。設計計画は早くて2027年初、稼働は2030年代前半とされている。

    この設計には、橋渡しの資産が入る場所が無い。円建ての債券を円建ての中央銀行マネーで決済するのだから、あいだに別の資産を挟む理由がない。今日の材料はこれを「日本が8兆ドルの国債をブロックチェーンに載せる」と述べたが、Crypto Senseiは自分で生成AIに当て、「日本は国債すべてを載せると発表してはいない」と訂正している。

  2. 米国側のDTCCは、7月15日にトークン化された株式・ETF・米国債の実取引を処理し、10月に広く開く。JPMorgan、Goldman Sachs、BlackRock、Vanguard を含む20社超が参加し、担保のトークン化には Chainlink を使う。2つの大きな決済基盤が同じ週に日程を具体化して、どちらにもXRPが出てこない。

  3. XLS-65は13/35、XLS-66は12/35で、3日続けて動かなかった。13件のうち動いたのは3件で、他チェーンとの橋渡し、報酬計算の丸め、手数料の肩代わりである。信用市場の発表から7日たって、賛成は1票も増えていない。

    そして昨日27票まで来た fixCleanup3_3_0 が、今日も27票だった。閾値28まであと1票で2日止まっている。14日間の維持期間は、28票に届いてから始まる。

  4. 3.40ドルという水準の下にある理屈を、Cheeky Cryptoが分解した。貸されるのはRLUSDでXRPではない。Ripple は損失を肩代わりする役ではない。動いているのは開発網で、本番にはXLS-65とXLS-66の有効化が要る。「見ているのは完成品ではなく工事現場である」という同氏の一文が、現在地を正確に言い当てている。

  5. auto-bridging のデータに Wells Fargo と Abu Dhabi Bank の名前が出た。XRP Ledger のアカウント名は誰でも任意に設定できるので、名前だけでは何も決まらない。積まれた状況証拠3点——ETFの保有、決済網を介した間接的な関係、Ripple と接点を持つ金融機関が79%という割合——は、いずれも台帳上のアカウントを意味しない。

    ただし同じ画面の構成比は使える。24時間の auto-bridging はRLUSDが58.8%、ETHが17.5%、USDCが12.7%だった。橋の片岸は、ほぼRLUSDで埋まっている。

  6. XRPL上のRLUSDが3日ぶりに増え、両台帳の差が初めて縮んだ。1億6,835万ドルから1億5,694万ドルである。ただし5日前の998万ドルから見れば、差はなお16倍のところにある。

  7. XRPLのDEX出来高は、確定した最終日が8月24日から8月25日へ1日進んだ。値は1,137万ドルで、8月21日の3,983万ドルから71%減である。

そして今日の材料の中に、同じ線を先に引いた発信者がいた。The Crypto Republicである。

個人の注目と、機関の利用は同じものではない。一方は投機であり、もう一方は基盤である。

立法の側は、こうである。

  1. 倫理条項は28日目で、7月30日の対案への回答は今日も無い。9月15日午後2時15分の討論終結の採決は動いていない。可決に60票が要り、可決しても決まるのは法案の審議に入ることだけである。

  2. 予測市場は13.5%で、昨日の15%から1.5ポイント下げた。累計出来高は1,106万ドルから1,118万ドルへ増えている。今日の材料では同じ確率が25%と22%と述べられたが、一次の板は13.5%である。この取り違えは4日続いている。

  3. 政治の窓が閉じる順番が、日程として整理された。討論終結が9月15日に熟し、9月18日に4州で期日前投票が始まり、会期は10月3日に終わる。Patrick McHenry 元下院金融サービス委員長は「選挙が近づくほど政策担当者の知能指数は落ちる」と述べ、労働者の日を過ぎた選挙年に物事を通すのは極めて難しいとした。

  4. Mastercard がXRP Ledger のハッカソンのスポンサーに付いた。10月24〜25日にニューヨークで36時間、Swell の3日前である。4つのトラックのうち2つが、貸出・借入とエージェント型決済にあたる。作り手を集めている領域と、票が足りていない機能が同じところを指している。

機関投資家の側では、今日は2つとも数字の性格の話になった。Goldman Sachs の1億1,300万ドルは13Fの記載ではなく、8,650万ドルの持ち高を今日の値段で評価し直したものである。差の31%は2か月分の値上がりで、株数は変わっていない。Intesa Sanpaolo の71万2,319株は第1四半期からの据え置きで、同じ書類で動いたのはビットコイン(-93.7%)とステーキング付きイーサリアム(3倍)だった。積み上げているのは、XRPではないほうである。新規の開示としては、Wells Fargo が Bitwise のXRP現物ETFを918万ドル分出している。

市場の側は、こうである。XRPは約1.43ドル、時価総額は約894億4,000万ドルで、24時間で0.45%高い。BNBとの差は約47億2,800万ドル、率にして5.3%へ開いた。今日は両方が上げてなお差が10億ドル開いており、3日前の870万ドル・0.009%という水準からは遠い。24時間の出来高は約40億6,700万ドルで、昨日から16%増えている。

ETFは累計の純流入が16億ドルを超え、純資産は約14億6,000万ドル、時価総額の1.63%になった。入れた金額との差は約1億4,000万ドル、率にして8.8%で、昨日の8.2%から開いている。確定した日次の最終日は8月25日の2,387万ドルのままで、これを「8月26日」として報じた媒体があった。

最後に、取引所からの出庫について書いておく。Binance から2億3,100万枚、3億3,500万ドル分が出たのは事実だが、2日前の8月21日の話である。 そして集計元は、同じ期間に入庫も急増しているため大口の向きは判別できないとしている。同じ日の材料で Cheeky Crypto が「大口の財布は心を読む装置ではない」と書き、言えることを一つだけ残した。値が上がっている最中に残高が増えたのだから、大口は上昇に売り向かってはいなかった。それだけである。

情報ソース

  1. [Crypto Sensei] THIS IS THE BIG ONE XRP!! THIS WILL CAUSE $3000 XRP!?!! — https://www.youtube.com/watch?v=RcTuwXsVWgo
  2. [Crypto Sensei] 🚨EUROPEAN BANKS WANT #XRP!!! — https://www.youtube.com/watch?v=AmJYbifKehM
  3. [Crypto Sensei] XRP THIS IS IT!!! CLARITY ACT CONFIRMED??? — https://www.youtube.com/watch?v=k6dCP7bnxWo
  4. [Crypto Sensei] 🚨Standard Chartered Predicts $28 #XRP!!! — https://www.youtube.com/watch?v=vrhep_H7dSo
  5. [Crypto Sensei] 🚨 NO ONE GETS HOW HUGE XRP COULD BE!!! PREPARE NOW!!!! — https://www.youtube.com/watch?v=YAHkl0ZkVwI
  6. [Crypto Sensei] JAPAN JUST ANNOUNCED $8 TRILLION XRP TRANSFER?!?!! (WATCH THIS ASAP) — https://www.youtube.com/watch?v=V5ROz7JLWAw
  7. [Ripple Bull Winkle] RAOUL PAL JUST CALLED OUT XRP CHART!!! — https://www.youtube.com/watch?v=hw1E-jo-VAo
  8. [Ripple Bull Winkle] LARRY THINK DROPPED XRP BOMBSHELL!!! (HE WANTS ALL THE XRP!!!) — https://www.youtube.com/watch?v=kv-oO3CCBpw
  9. [Ripple Bull Winkle] GOLDMAN SACHS JUST LIQUIDATED RIPPLE FROM XRP?!?!?! (ALL GONE?) — https://www.youtube.com/watch?v=-9gKuzxH37c
  10. [Ripple Bull Winkle] $500 XRP ANNOUNCED??! — https://www.youtube.com/watch?v=y0yzUJH64Fo
  11. [Digital Outlook] XRP Whales Just MOVED $335 MILLION of XRP OFF EXCHANGES! WOW!💥 — https://www.youtube.com/watch?v=oqYmkAeFHHM
  12. [Digital Outlook] XRP Guess Who Just Showed Up! BOOoom!💥 — https://www.youtube.com/watch?v=n3OSVK8lmqg
  13. [The Bull Winkle Blue Print] LISTEN NOW! IT HAS ALL BEEN CONFIRMED! MASSIVE XRP NEWS — https://www.youtube.com/watch?v=B_gsJcRJx1Q
  14. [The Bull Winkle Blue Print] BREAKING: XRP massive run INCOMING. — https://www.youtube.com/watch?v=QH7R7sc9Jpk
  15. [Cheeky Crypto] XRP May Not Need a Bull Market to Reach $3.40 — https://www.youtube.com/watch?v=wqXQ8eoICMs
  16. [Cheeky Crypto] XRP Whales See Something Coming… — https://www.youtube.com/watch?v=2OJP88qBRIs
  17. [Stock Moe] XRP 🚨 EVERYTHING JUST CHANGED! — https://www.youtube.com/watch?v=mXalNn4KKjA
  18. [Stock Moe] XRP Holders 🚨 $10,000 ‼️ Buying This TODAY! — https://www.youtube.com/watch?v=QhTjUg1x50U
  19. [Paul Barron Network] Fed Rate Hike WARNING?🚨AI Mania vs Crypto?🚀 — https://www.youtube.com/watch?v=6EJyt6mV8Io
  20. [Paul Barron Network] Tokenized Supercycle Begins🔥BNB RWAs Flip Solana?🚨 — https://www.youtube.com/watch?v=R28Jyfkvb4I
  21. [The Crypto Republic] THE XRP: TRAP WHY THE BIG PLAYERS WANT YOU OUT BEFORE $1000! — https://www.youtube.com/watch?v=7_RTbSGIy6Q

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