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XRPファンダメンタルズ 2026年8月24日「落ちたのは 価格ではない」
XRPファンダメンタルズ

Clarity法案の成立確率が14%へ落ちた。XRPは5位に下がった


主要ニュース

Clarity法案の成立確率が14%へ落ちた。XRPは5位に下がった

今日いちばん大きく動いたのは価格ではない。立法の確率と、時価総額の順位である。

予測市場の値を時刻つきで取った。

時刻(協定世界時)確率
8月23日 19時24.5%
8月23日 20時23.5%
8月24日 02時24.5%
8月24日 07時24.5%
8月24日 08時17.5%
8月24日 09時15.5%
8月24日 10時14.5%

7時から8時のあいだに7ポイント、そこから2時間でさらに3ポイント落ちた。米国東部時間では月曜の未明にあたる。この時間帯に対応する報道は見つからなかった。理由は特定できない。

先に、この数字の性格を書く。この板は建玉ではなく確率を売買するもので、票数ではない。ただし累計の出来高は924万ドル、板の厚みは60万4,000ドルあり、ここまでの下げは少額の注文では説明できない。

同じ市場に、票数を直接聞いている板がいくつも並んでいる。確率だけを並べると見えないものが、出来高を付けると見える。

問い確率累計出来高
Clarity法案が2026年中に成立するか14.5%924万ドル
上院で50票を超えるか43%6,190ドル
上院で55票を超えるか38%1,425ドル
上院で60票を超えるか27.5%658ドル
上院で64票を超えるか17%39ドル

票数の板は8本あるが、合計しても出来高は1万ドルに届かない。事実上、値が付いているだけである。「市場は議事の壁を見ている」という読み方は、この8本の値に乗っているのであって、金額の裏付けは主要な1本にしかない。

個別の議員を問う板も同じ構造だが、そのなかで額の大きい3本は示唆的である。

議員賛成の確率累計出来高
Ruben Gallego31%7,596ドル
Thom Tillis20.5%7,036ドル
Jerry Moran14%6,412ドル

倫理条項の対案を書いた2人が、いずれも3分の1を下回っている。7月30日にホワイトハウスへ送った案の当事者どうしである。

Moran 議員の14%には、市場の外にも根拠がある。Roll Call が8月18日に報じたところでは、同議員と Mike Rounds 議員は、ステーブルコインの報酬をめぐる文言を理由に現行案では賛成しないと示している。共和党側から2票である。銀行団体の American Bankers Association が休会中にこの文言の厳格化を働きかけており、同団体の Kenneth Kelly 氏は「議会が報酬まわりの文言を締めなければ、貸出と経済活動に影響が出ると認識する上院議員が増えていることを心強く思う」と述べている。

昨日扱った Stephen Lynch 下院議員の預金流出への懸念と、8月21日の第404条の争いと、この2票は、同じ場所を指している。反対の理由は倫理条項だけではない。

倫理条項は25日目。9月15日に問われるのは中身ではない

7月30日の対案への回答は、今日も無い。25日目である。

9月15日の性格を、あらためて確定させておく。8月8日、Thune 上院院内総務が休会に入る直前に、動議に対する討論終結を申し立てた。9月15日に採決されるのは法案そのものではなく、審議に入るかどうかである。上院が戻った翌日にあたる。

ホワイトハウスの暗号資産顧問 Patrick Witt 氏が、残りの論点についてこう述べている(Crypto Sensei)。

残っているのはほんの一握りの論点で、開かれた問題ではない。これかあれか、というところまで来ている。二者択一の段階で、そういうときにこそ両党の上院議員のあいだで大きな取引が成立しうる。

同氏は同時に、交渉が1年以上かかったことと、中間選挙の直前に法案を通すのは通常なら難しいことも認めている。10月には上院の地元活動期間が入る。残りの日数の少なさは、確率の側とも噛み合う。

SECは、公開会合を開かずにReg Cryptoを提案した

8月20日に条文の中身を扱った規則案について、決め方が分かった。Eleanor Terrett 氏の記事による(Crypto Sensei)。一次資料で確認した。

  • 2026年8月18日、SECが Regulation Crypto Assets を提案した
  • 2つの登録免除を作る。4年間で500万ドルまでの新興企業向け免除と、12か月ごとに7,500万ドルまでの資金調達向け免除である
  • 発行体の中心的な経営努力が終わった時点で条件付きのセーフハーバーに移り、州の証券登録の一部を専占する
  • 意見公募は、連邦官報への掲載から60日間である

決め方が異例である。委員会は seriatim、つまり公開の会合の外で委員が個別に書面で投票した。当初は8月14日に公開会合を予定していたが、前日に取り消していた。

賛成したのは Paul Atkins 委員長、Hester Peirce 委員、Mark Uyeda 委員の3人で、反対は無い。5議席のうち2つが空席なので、そもそも反対の余地がほとんど無い。

取り消しの理由についても、2つの報道が出ている。Crypto in America は、ホワイトハウスと SIFMA など証券業界団体からの圧力が寄与したと報じた。ホワイトハウス側は、Reg Crypto と別建てのトークン化の免除措置が Clarity 法案の交渉を複雑にすることを懸念していたという。Semafor は、ホワイトハウス内部でどちらの案件が進むのかについて混乱があったと報じている。

規則で作れる範囲と法律で作れる範囲の違いは、8月21日に Selig CFTC 委員長が置いた順位と同じである。今日そこに足りるのは、規則の側も速くはないという一点である。意見公募だけで60日、そのあとに最終規則がある。

「XRPがFedNowにつながった」は、2015年からある取引先の話である

今日いちばん広く回った見出しがこれである。そして、材料を出した発信者自身が全編を使って否定した。

主張はこうだった。「XRPが米連邦準備制度の FedNow に直接つながった。銀行はFedが使うのと同じレールでXRPで決済できるようになった。」発端は8月23日の個人の投稿である。

事実関係を確認した。

  • FedNow は連邦準備制度の24時間即時決済網で、参加する米国の銀行と信用組合のあいだで銀行預金のドルを動かす。暗号資産の決済ではない
  • Volante Technologies は決済技術の事業者で、FedNow、RTP、Fedwire、CHIPS、Zelle、SWIFT への接続を1つの基盤から提供している
  • 同社のRipple向け対応は2015年10月の VolPay Hub に遡り、2016年に VolPay Foundation の中の専用機能として拡張された

つまり同じ事業者が両方に対応している、というだけである。Crypto Senseiがこの距離を自分で書いた。

2つの別々の事実を混同している。Volante は FedNow への接続に対応している。Volante は Ripple 関連の接続にも対応している。事業者が重なっていれば銀行にとっては構成の選択肢になりうるが、それは連邦準備制度やRippleの統合ではない。

同氏はさらに、ISO 20022 についても同じ整理を置いている。「ISOはメッセージの規格である。ISOに準拠しているのは暗号資産ではなく決済システムのほうだ。」

XRPLというレールが使われることと、XRPというトークンが価値を捕捉することは別である。今日の材料は、その手前でさらに1段階ずれていた。レールですらなく、レールに接続する事業者の名簿の話である。

今週の上げの主は財務省である。次の日付は8月28日である

昨日、今週の上げの主因が米財務省の買い戻しの発表にあることを書いた。今日、その発表の周辺が埋まった。一次資料と複数の報道で確認した。

  • 8月19日に長期債の買い戻しを1回20億ドルから40億ドル以上へ引き上げると発表したのは、Scott Bessent 財務長官である
  • 発表の前日、8月18日の30年債の利回りは5.334%で、19年ぶりの高さだった
  • Kevin Warsh 氏は2026年5月22日に Jerome Powell 氏の後任として連邦準備制度理事会議長に就任している。買い戻しは財務省の措置であって、同氏の措置ではない
  • Bloomberg は8月21日の論説で、この買い戻しが連邦準備制度の政策を掘り崩していると書いた。利回りの上昇が借入を自然に抑えていた効果を、財務省が打ち消す形になるためである

Stock Moeは、この買い戻しを Warsh 議長が出したものとして扱った。出したのは財務省で、議長はむしろ受け身の側にいる。誰が動かしたかを取り違えると、次に何を見ればよいかも取り違える。

見る日付は3つある。

  1. 8月28日。Warsh 議長がジャクソンホールで議長として初の基調講演を行う。米国東部時間の午前10時である。今年の主題は「金融のイノベーション——決済と政策への含意」で、70か国超から約120人が集まる

  2. 9月9日。買い戻しの初回である。発表から3週間、まだ1回も実施されていない

  3. 9月15日と9月16日。討論終結の採決と、その翌日の連邦公開市場委員会である

7日で48%上げた値段は、この4つの日付のいずれよりも前に付いている。

機関投資家・パートナーシップ

Ripple Labs株を持つ投信の評価額は、取得価額の82%である

Rippleの株式を保有する登録投信の届出が拡散した。集計元と原資料で確認した。

時点内容1株あたり
取得時取得価額 30万ドル160.00ドル
2026年3月31日Ripple Labs 優先A株 1,875株、公正価値 22万8,281ドル121.75ドル
2026年6月30日Ripple Labs クラスA普通株 1,875株、評価額 24万6,318.75ドル131.37ドル

保有しているのは Kinetics Internet Portfolio で、Kinetics Portfolios Trust に属する投信である。純資産は2億4,828万ドル、総資産は2億5,170万ドルで、Rippleの持ち分は純資産の0.0992%にあたる。株数は3月末と6月末で同じで、この四半期に買い増してはいない。表記が優先A株から普通A株へ変わっているが、これは分類の変更であって取引ではない。

Ripple Bull Winkleが、この届出について正確な限定を並べている。

ETFやファンドがXRPを買ったのではない。普通A株でもない。新しい発表でもない。10億ドル規模の機関の賭けでもない。投信の中の22万8,000ドルの、流動性の無い未公開株の一片である。

そのうえで、この数字にはもう一段の意味がある。取得価額30万ドルに対して、6月末の評価は24万6,318.75ドルである。18%下にある。XRPではなくRippleの株式を、市場価格の無い水準3の評価で持っている投資家も、いまのところ含み損である。

昨日扱った「Rippleには強気だがXRPには強気でない」という言い方は、会社を選べば済むという含みを持っていた。今日の届出は、会社を選んだ場合の実際の目盛りを1つ示している。

Franklin TempletonのBENJIが、ETFと投信の中に入れるようになった

事実関係を確認した。同社が、トークン化された資産を伝統的な投資信託の中で使うことについて、米国で初めてのSECの承認を得た。

  • 対象はブロックチェーン上のマネー・マーケット・ファンド BENJI である
  • ETFや投信の中で、現金の運用ポジションとして、また証券貸借の担保として保有できる
  • 同社のトークン化マネー・マーケット・ファンド事業の運用資産は約26億ドルである
  • 同社は世界で130本超のETF(合計820億ドル)と、約7,900億ドルの投資信託を運用している
  • 実施は早ければ第4四半期からで、各ファンドの取締役会の承認が個別に要る

デジタル・ネイティブな商品を伝統的な金融商品の中で使ってよいとSECが述べたのは、これが初めてである。8月12日の個別の救済からの流れの上にある。

BENJI はXRP Ledger 上にも発行されている。だから今日の承認は、XRP Ledger の上に載る資産の使い道を広げる。同時に、この承認は BENJI の受け皿を広げたのであって、どの台帳で発行するかを指定していない。トークン化された資産が増えることと、XRPに需要が生まれることのあいだには、まだ何も入っていない。

「機関は中央集権を望む」とETFの発行体が述べた

Canary Capital の最高経営責任者 Steven McClurg 氏の発言である(Crypto Sensei)。

金融のレールのプロトコルの勝者はXRPになると、私は数年前から言ってきた。XRPへの批判のひとつは分散が足りないというものだが、機関が使う金融のレールを見るなら、彼らは中央集権を望んでいる。必要としている。もっと分散したプロトコルはたくさんあって、おそらく個人にはそちらのほうが好まれるだろうが、機関投資家はより中央集権的な基盤を選ぶ。

同氏は続けて、XRP Ledger が利回りを生む能力を持つことでより多くの資本を引き付ける、と述べた。

この発言の扱い方を書く。同氏はXRPのETFを運用している当事者であり、自社商品の対象を有利に語る立場にある。ただしそれを差し引いても、論の建て方そのものは記録に値する。分散が足りないという批判に、分散は要らないと答えている。XRPを長く持ってきた人が使ってきた「非中央集権だから信頼できる」という理屈と、同じ資産のETF発行体が使う理屈が、逆を向いている。

利回りの部分については、8月20日に発表された機関投資家向けの信用市場が該当する。その仕組みが前提にしている2つの修正案は、次の節のとおり今日も動いていない。

技術・XRPL

XLS-65は14/35、XLS-66は13/35。2日続けて1票も動かなかった

一次データで全件を取った。

修正案賛成バリデータ割合前日差
fixCleanup3_3_022 / 3563%±0
BatchV1_116 / 3546%±0
SingleAssetVault(XLS-65)14 / 3540%±0
LendingProtocol(XLS-66)13 / 3537%±0
fixXChainRewardRounding12 / 3534%±0
Batch(XLS-56)12 / 3534%±0
fixBatchInnerSigs10 / 3529%±0
PermissionDelegationV1_1(XLS-75)7 / 3520%±0
DynamicMPT(XLS-94)5 / 3514%±0
ConfidentialTransfer(XLS-96)5 / 3514%±0
XChainBridge(XLS-38)4 / 3511%±0
Sponsor(XLS-68)4 / 3511%±0
PermissionDelegation(XLS-75)1 / 353%±0

有効化には28票を14日間連続で維持する必要がある。審議中の13件すべてが前日差±0になるのは、昨日に続いて2日連続である。この形で表を出し始めた8月20日以降、初めて2日続いた。

XLS-65 と XLS-66 は14日連続の据え置きになった。8月20日に発表された Ripple、Cicada Partners、Clearpool の信用市場は、この2件の有効化を前提に設計されている。発表から4日で、票は1つも入っていない。

XLS-65/XLS-66に触れた動画は、今日も14本のうち1本も無かった。11日連続でゼロである。

総供給は999億8,562万枚。この24時間の焼却は421枚だった

検証済み台帳106509131番(協定世界時8月24日9時59分)で、総供給は 99,985,624,804 XRP だった。当初の1,000億から約1,437万枚が焼却された計算になる。

昨日の同じ確認は台帳106487500番だった。差は421枚で、そのあいだに閉じた台帳は約21,631である。昨日の437枚から、さらに減った。

今日の価格を掛けると、この24時間で焼かれた手数料は約623ドルにあたる。手数料は極小に設計されているので、これは需要にならない。

XRPLのDEX出来高は、8月22日が3,220万ドルで確定した

観測点1として追ってきたのは、許可制DEXの実ボリュームと auto-bridging である。系列を取り直した。

日付XRPLのDEX出来高
8月19日1,515万4,301ドル
8月20日2,582万8,666ドル
8月21日3,982万9,083ドル
8月22日3,220万3,208ドル
8月23日4,541ドル(未確定)
8月24日5,096ドル(未確定)

昨日、8月22日の値は5万7,071ドルで、集計が追いついていないと判断して採らなかった。今日その日は3,220万ドルに埋まった。同じ理由で、8月23日と8月24日の値は今日も採らない。

完全な最終日は8月22日へ1日進み、水準は8月21日の3,983万ドルから19%減である。7日で44倍に増えた出来高が、頭打ちになった形である。

auto-bridging の新しい測定は今日も出ていない。直近の測定は8月21日の72時間で0.16%、金額にして約9,300ドルである。判定の仕方は変えない。

TVLは4,346万ドルで、昨日の4,470万ドルから減った。ドル建ての評価額なので、価格が下がれば同じ量でも減る。

市場・オンチェーン

1.48ドル。時価総額の順位が4位から5位へ下がった

  • XRPは約1.48ドルである。時価総額は約928億ドルで、順位は5位へ下がった
  • 抜かれた相手は BNB で、時価総額は約930億ドルである。差は約2億ドル、率にすると0.2%である
  • 24時間のレンジは1.45ドルから1.54ドルで、24時間で0.2%高、7日間で48.4%高、30日間で36.2%高である
  • 協定世界時8月24日0時の値は1.5205ドルだった。今日の1.482ドルは、そこから2.5%下にある
  • 24時間の出来高は約49億6,000万ドルで、昨日の約61億8,000万ドルからさらに減った
  • 2025年7月17日の最高値3.65ドルから、なお約59%下にある

順位の意味を書いておく。時価総額の順位は流通量と価格の積の比較であって、採用でも技術でもない。差が0.2%しかないので、明日また入れ替わりうる。ただし8月22日に5位から4位へ上がったこと自体が今週の材料として流れていた以上、5位へ戻ったことも同じ重さで記録する。

出来高の縮小は3日目である。129億ドル、61億8,000万ドル、49億6,000万ドルと落ちている。価格は1.48ドルでほぼ変わらないまま、それを付けるのに動く金額が減り続けている。

ETFは週で3,978万ドル。5月以来で最も強い週だった

集計元で確認した。

  • 8月21日までの1週間の純流入は3,978万ドルで、2026年5月以来で最も強い週である
  • そのうち8月21日の1日だけで1,838万ドルを占め、Bitwise が1,689万ドルだった
  • Bitwise の純資産は4億4,346万ドルである
  • 累計の純流入は約15億5,200万ドル、純資産は約13億2,800万ドルである

数週間にわたってほとんど新規資金が入らなかったあとの週である。3,978万ドルという額の性格も書いておく。同じ週にXRPの現物とデリバティブで動いた金額は、1日あたりでも数十億ドルの単位だった。週で見た資金流入は、1日の出来高の1%に満たない。

平均の取得単価は8月18日の確定値で出す。15億1,000万ドルを9億9,470万枚で割ると約1.518ドルである。今日の1.48ドルは、その2.5%下にある。昨日は1.9%下だった。3日縮み続けたあと、今日は1日ぶんだけ開いた。

RLUSDはEthereum側が5日で26%増えた。XRPL側は減った

観測点2として追っているのは、RLUSD以外の通貨建てステーブルコインの厚みである。今日もRLUSD自身の分布を記録する。両方の台帳から直接取った。

日付XRPL上のRLUSDEthereum上のRLUSD差
8月19日8億7,570万ドル8億7,965万ドル395万ドル
8月20日9億4,720万ドル9億979万ドル−3,741万ドル
8月21日9億4,536万ドル9億5,534万ドル998万ドル
8月22日9億8,836万ドル10億8,500万ドル9,664万ドル
8月23日9億9,236万ドル10億8,500万ドル9,264万ドル
8月24日9億8,841万ドル11億1,086万ドル1億2,245万ドル

合計は20億9,926万ドルである。この24時間で、XRPL上は395万ドル減り、Ethereum上は2,585万ドル増えた。

5日前、両者はほぼ並んでいた。差は395万ドルである。今日の差は1億2,245万ドルになった。5日間の増加率は、XRPL側が12.9%、Ethereum側が26.3%である。

同じ話題を扱ったCheeky Cryptoは、XRP Ledger 側がなお首位にあるという前提で組み立てている。示された数字は合計17億3,100万ドル、うちXRPL上が8億7,950万ドル、Ethereum上が8億5,150万ドルだった。この配分はもう合っていない。8月19日の時点で既にEthereum側がわずかに上回っており、5日で1億2,245万ドルの差が付いた。

同氏が置いた限定は、それでも有用である。

3,000万RLUSDを発行したことは、Rippleが市場で3,000万ドルのXRPを買ったことを意味しない。3,000万ドルの自動的な買い圧力が湧いたことも意味しない。RLUSDの供給が増えたからXRPが上がらなければならない、ということも意味しない。

同氏はさらに、8月17日3時19分にEthereum上で1,000万RLUSDが焼却され、その2分後にXRP Ledger 上で1,000万RLUSDが発行されたことを示したうえで、これは移動の証明にはならないと自分で書いている。片方の焼却と他方の発行は、追跡画面の上では移動に見えるだけである。

観測点2が数えているのは、これではない。RLUSDはRipple自身のステーブルコインである。EURCV(Société Générale)は今日もXRPL上に存在し、取引されていない。

「クジラが5週間で6億枚」を、残高と口座数に分けると

Cheeky Cryptoが、今週拡散した蓄積の話を分解した。中心の数字は集計元で確認できた。

保有帯期間変化
100万〜1,000万XRP8月16日→17日38億4,000万 → 40億3,000万枚(+1億9,000万枚)
100万〜1,000万XRPの口座数8月16日→17日1,524 → 1,612(+88口座)
1,000万〜1億XRP6月中旬→7月下旬116億2,000万 → 122億2,000万枚(+6億枚)
10万〜100万XRP6月5日→63億1,000万 → 63億8,000万枚

8月17日、XRPは1.001ドルから0.9925ドルへ下げている。1ドルを割った日に、この帯の残高と口座数が同時に増えた。口座数の1,612は年初来の高値だが、限定も付いている。この帯が1,600を割ったのは2025年12月の急減が原因で、今回はそこへ戻ったところである。

同氏が置いた注意が、そのまま読み方になる。

大口の送金は、クジラが買ったことを自動的に意味しない。移動かもしれない。保管業者の動きかもしれない。取引所絡みかもしれない。だから残高の数字のほうが重要になる。

昨日書いた分解と、同じ場所に着く。8月の日次アクティブアドレスは平均3万5,700で7月の2万6,400から増えたが、日次の新規アドレスは約2,260でほぼ動いていない。増えたのは既にいる住所の活動と残高であって、参加者の数ではない。

なお、今日の別の動画で示された「Rippleのウォレットから2,000万XRPが出た」(Ripple Bull Winkle)と「4,000万XRPが出た」(The Bull Winkle Blue Print)は、同じ動きを指しているはずなのに枚数が2倍違う。どちらも集計元に届かなかった。

ネットワークと価格

  • 総供給は999億8,562万枚で、この24時間の焼却は421枚、金額にして約623ドルである
  • XRPL上のTVLは4,346万ドルで、昨日の4,470万ドルから減った
  • XRPLのDEX出来高は8月22日の3,220万ドルが最終の確定値。8月21日から19%減った
  • 24時間で0.2%高、7日間で48.4%高、最高値からは約59%下
  • 24時間の出来高は約49億6,000万ドルで、3日続けて減っている
  • 時価総額は約928億ドルで、順位は5位。BNBとの差は約2億ドルである

総評

昨日は、資産運用会社がレールとトークンの区別を投資家向けの資料に書いた日だった。今日は、その区別を維持したまま、立法の側の確率が半日で10ポイント落ちた日である。

立法の側から書く。

  1. 予測市場のClarity法案の板が、協定世界時7時から10時のあいだに24.5%から14.5%へ落ちた。米国東部時間の月曜未明にあたり、この時間帯に対応する報道は見つからなかった。理由は特定できない。累計出来高924万ドル、板の厚み60万4,000ドルの主要な板なので、少額の注文では説明できない。

    同じ市場の票数を問う板は8本あるが、合計しても出来高は1万ドルに届かない。議事の壁という読み方は、金額の裏付けを主要な1本にしか持っていない。

  2. 個別の議員を問う板のうち、額の大きい3本が示唆的である。Gallego 議員31%、Tillis 議員20.5%、Moran 議員14%。倫理条項の対案を書いた2人が、いずれも3分の1を下回っている。

  3. Moran 議員の低さには市場の外の根拠がある。Roll Call が8月18日に、同議員と Rounds 議員がステーブルコインの報酬の文言を理由に現行案では賛成しないと示していると報じた。共和党側から2票である。American Bankers Association が休会中にこの文言の厳格化を働きかけている。昨日扱った Lynch 下院議員の預金流出への懸念と、8月21日の第404条の争いと、同じ場所を指している。

  4. 倫理条項は25日目で、回答は今日も無い。9月15日に採決されるのは法案ではなく、審議に入るかどうかである。8月8日に Thune 院内総務が動議への討論終結を申し立てたことによる。ホワイトハウスの Witt 氏は「二者択一の段階だ」と述べた一方で、交渉が1年以上かかったことと、中間選挙の直前であることも認めている。

  5. SECの Regulation Crypto Assets は、公開の会合を開かずに委員3人の書面投票で提案された。5議席のうち2つは空席である。意見公募は連邦官報への掲載から60日で、その先に最終規則がある。迂回路の側も速くはない。

トークンの問いについては、今日は4つ並んだ。

  1. XLS-65 は14/35、XLS-66 は13/35で、14日連続の据え置きである。そして審議中の13件すべてが前日差±0になるのは2日連続で、この形で表を出した8月20日以降で初めてである。8月20日に発表された機関投資家向けの信用市場は、この2件の有効化を前提にしている。発表から4日で票は1つも入っていない。触れた動画は14本中ゼロで、11日連続である。

  2. RLUSDの分布が5日で入れ替わった。8月19日にはXRPL上8億7,570万ドル、Ethereum上8億7,965万ドルでほぼ並んでいたものが、今日はXRPL上9億8,841万ドル、Ethereum上11億1,086万ドルになった。差は395万ドルから1億2,245万ドルへ広がった。5日の増加率はXRPL側12.9%、Ethereum側26.3%である。Rippleが自ら発行するステーブルコインの成長は、自社の台帳ではないほうで速い。

  3. Franklin Templeton の BENJI が、ETFと投資信託の中で現金の運用ポジションや証券貸借の担保として使えるようになった。デジタル・ネイティブな商品を伝統的な金融商品の中で使ってよいとSECが述べたのは初めてである。BENJI はXRP Ledger 上にも発行されているが、この承認は受け皿を広げたのであって、どの台帳で発行するかを指定していない。

  4. 「XRPがFedNowにつながった」という主張は、レールですらなく、レールに接続する事業者の名簿の話だった。Volante の Ripple 向け対応は2015年10月に遡る。材料を出したCrypto Senseiが全編を使って否定した。

そして機関の側から、今日いちばん具体的な目盛りが1つ出た。Kinetics Internet Portfolio が持つ Ripple Labs 株1,875株は、取得価額30万ドルに対して6月30日の評価が24万6,318.75ドルである。18%下にある。XRPではなくRippleの株式を選んだ場合の目盛りが、市場価格の無い水準3の評価で1つ置かれた。昨日扱った「Rippleには強気だがXRPには強気でない」という言い方に対する、いまのところ唯一の実測値である。

市場の側は、こうである。XRPは約1.48ドル、時価総額は約928億ドルで、順位は4位から5位へ下がった。抜いたのはBNBで、差は約2億ドル、率にして0.2%である。24時間の出来高は約49億6,000万ドルで、129億ドル、61億8,000万ドル、49億6,000万ドルと3日続けて減っている。価格は保ったまま、それを付けるのに動く金額だけが減っている。

ETFは8月21日までの週で3,978万ドルの純流入となり、5月以来で最も強い週だった。ただしこの額は、同じ週の1日ぶんの出来高の1%に満たない。平均の取得単価は約1.518ドルで、今日の1.48ドルはその2.5%下にある。3日縮み続けたあと、今日は1日ぶんだけ開いた。

最後に、今週の上げの出どころを確定させておく。動かしたのは Scott Bessent 財務長官で、8月19日に長期債の買い戻しを1回20億ドルから40億ドル以上へ引き上げると発表した。前日の30年債の利回りは5.334%で19年ぶりの高さだった。Kevin Warsh 連邦準備制度理事会議長は5月22日に就任しており、この買い戻しは同氏の措置ではない。Bloomberg は8月21日の論説で、財務省の買い戻しが連邦準備制度の政策を掘り崩していると書いている。次の日付は8月28日で、同議長がジャクソンホールで議長として初の基調講演を行う。今年の主題は「金融のイノベーション——決済と政策への含意」である。買い戻しの初回はその後、9月9日である。

The Crypto Republicが、この日の材料に対する読み方を、そのまま先に書いていた。

デジタル資産に言及した論文があることは、その機関がXRPを使うと決めたことを自動的に意味しない。実証実験は世界的な採用と等しくない。提携は取引額の保証と等しくない。そしてブロックチェーンの統合は、XRPが経済的価値のすべてを捕捉することを自動的に意味しない。

情報ソース

  1. [Crypto Sensei] XRP HOLDERS PRICE FLIP INCOMING???! THIS SEALS IT?! ($50 TRILLION) — https://www.youtube.com/watch?v=fhlJEEtcKSo
  2. [Crypto Sensei] XRP JUST GOT PLUGGED INTO FED’S SYSTEM!!! (MUST WATCH) — https://www.youtube.com/watch?v=E7Cr0xyhVfk
  3. [Crypto Sensei] MAJOR XRP SHOCK!!! XRP WON!!! IT’S THE FUTURE?!! (CONFIRMED?!) — https://www.youtube.com/watch?v=ngInkKvrCVo
  4. [Crypto Sensei] OMG TRUMP JUST FORCED CLARITY ACT?!?! (MAJOR XRP BOMBSHELL) — https://www.youtube.com/watch?v=WvSWgQGrXyc
  5. [Ripple Bull Winkle] THEY JUST CONFIRMED XRP’S MAJOR ROLE!!! (XRP 100X TRIGGERED??!) — https://www.youtube.com/watch?v=w6JL3yveGkc
  6. [Ripple Bull Winkle] OMG DID RIPPLE JUST DONATE THEIR XRP TO THE WHITE HOUSE (US GOV)?!?!! — https://www.youtube.com/watch?v=8lULh8X_1qo
  7. [Ripple Bull Winkle] I TOLD YOU XRP BULLRUN IS COMING!!! (XRP BOOOOOM?!) — https://www.youtube.com/watch?v=ukP4Sy1KJNw
  8. [Digital Outlook] Just When You Think It’s Over! BOOM!💥- Sugar On Sunday — https://www.youtube.com/watch?v=XKu6PSE6Mv4
  9. [The Bull Winkle Blue Print] XRP HOLDERS: Do NOT Go To Sleep Tonight — https://www.youtube.com/watch?v=qx2vjtw0Tck
  10. [The Bull Winkle Blue Print] BREAKING! XRP STRATEGIC RESERVE! LISTEN TO THIS! — https://www.youtube.com/watch?v=_bZFm0B15E8
  11. [Cheeky Crypto] XRP Just Got a Major Liquidity Boost — https://www.youtube.com/watch?v=HUTtw199u0Q
  12. [Cheeky Crypto] XRP whales JUST added 600M tokens — https://www.youtube.com/watch?v=c5ngvJjX4G4
  13. [Stock Moe] THE $1 BILLION HOUR 🚨 Why BTC, ETH and XRP All Exploded Together — https://www.youtube.com/watch?v=DTYa04eKhKU
  14. [The Crypto Republic] Is Your XRP Bag Too Small? The Reality of How Much XRP You Need! — https://www.youtube.com/watch?v=zT4AWLUVGek

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