XRPファンダメンタルズ 2026年7月26日
今日は政治的圧力の面で、Clarity法案に追い風が吹いた。特に法執行機関が反対から支持・中立へ転じたのは大きい——「Clarity法案は犯罪者を利する」という最も感情に訴える反対論の担い手が、条文改訂を受けて降りた。F…
主要ニュース
Clarity法案:支持表明が各方面から相次ぎ、法執行機関の反対も取り下げ
票読みは依然厳しい(昨日の通り両党とも不足)ままだが、今日は外部からの後押しが一気に増えた日。政治的圧力の面ではプラス方向の変化。
大手金融・機関が公然と支持
- Fidelity(大手資産運用)が上院に可決を要請:「今こそ明確なルールが必要。投資家の信頼、市場参加者の確実性、米国のデジタル資産分野でのリーダーシップ強化に不可欠」。
- Charles Schwab(約13兆ドル):Clarity法案は重要で可決が必要、8月上旬の休会後は中間選挙で難しくなると懸念。
- Goldman Sachs:「誰もが参加できる一つのシステムが必要」と支持。
- Blockchain Association・Crypto Council・Digital Chamber が Thune / Schumer 宛に連名書簡(継続)。
法執行機関が反対から支持・中立へ転換(重要)
これまで「Clarity法案は犯罪者を利する」という反対の急先鋒だった法執行側が、条文改訂を受けて態度を変えた:
- Fraternal Order of Police(37.5万人)が、執行ツールが保護されたことを受けて支持を表明。
- Noble および LEOA(連邦officer 3〜3.4万人)も支持。
- Major County Sheriffs(1.2億人をカバー)は中立へ。
Elizabeth Warren議員は「犯罪者・カルテル・テロ資金の移動を容易にする」「Trumpの暗号収入(14億ドル)を止めない」として「dead on arrival」と強く反対したが、上記のFOP支持がその「犯罪者を利する」論と矛盾する(X上でも読者注記が付いた)。
宗教団体も
National Black Church Initiative(15万の信仰共同体、2,770万人)が休会前の可決を要請。
Thuneは休会前に採決を実施する見込み
Thune院内総務は、60票が固まっていなくても休会前にフロアで採決を行い、各議員の賛否を記録に残す方針(CNBC報道)。倫理条項のDOJ単独執行 vs 州司法長官を巡る民主党との対立は未解決で、なお約10人の民主党賛成が必要。Lummis議員は「大統領は倫理条項に拒否権を発動しない。問題は大統領ではなく上院にある。銀行のフルコートプレスが一部の上院議員を怖がらせている」と述べた。Eleanor Terrett記者は「休会までに上院を通過しなければ年内は極めて困難、年内に無理なら今の10年代(this decade)中は難しい」と警告。
RLUSD拡張:Ripple自身がXRPの位置づけを文書化
昨日のRipple Mint・Notabene・LMAXの続報として、Rippleの公式文書がXRPの役割を明記していた点が拾われた。
- Rippleの文書:「XRPは、対応する各チェーンにわたる流動性・決済・スワップ・担保・支払の活動において、補完的資産としての役割を増していく(will increasingly serve)」。
- RLUSDのマルチチェーン展開(Base、Optimism、Ink、Unichain)は「XRP Ledgerサイドチェーンにアンカーされる」と記載。
- Notabene出資で、2,300機関・100カ国・年間2兆ドル規模のコンプライアンス網にRLUSDが接続。
これは「RLUSDが普及するほどXRPLに活動が集まり、XRPが決済・担保レイヤーとして使われる」という、当サイトのフェーズ2(トロイの木馬の筋)にRipple自身が言及した形。ただし「will increasingly serve(今後増していく)」という未来形・意向の表明であって、現時点の実需の証明ではない点は変わらない。
機関投資家・パートナーシップ
Lobstr Wallet(Stellar系、150万ユーザー)がXRP Ledgerを統合
主要なStellarウォレットLobstrがXRPLを統合(フェーズ1、iOS/Android稼働)。XRP・XRPL発行トークンの保有/送金、Stellar↔XRPL間のクロスチェーンスワップ、RLUSDの法定通貨売買に対応。ウォレットレベルの相互運用の広がり。
DTCC:「単一チェーンでは処理できない」を当事者が明言
DTCCのデジタル資産責任者が「DTCCの年間4,000兆ドル(4 quadrillion)の決済は単一ブロックチェーンでは処理できない」とし、Canton・Stellar・「その他数社」と協働と発言。XRPは名指しされていないが「その他」に含まれるとの憶測。Ripple PrimeはNSCC参加者(3/9〜、ブローカーコード0443)。10月の本格ローンチで全体像が判明する見込み。
その他
- Uphold CPO Paul Unterberg:「将来は銀行がUpholdサービスのフロントエンドになり、JPMorganの口座からXRPを買う、といったことが起こり得る」(銀行を置き換えるのではなく補完する構想)。
- スイスのBanca StatoがSygnum(Ripple提携先)経由で規制対応の暗号資産取引を開始(BTC/ETH/LTC/SOL、XRPは含まず)。
市場・オンチェーン
- XRP 約1.10ドル。時価総額約689億ドル、流通供給約625.3億枚、建玉約24.2億ドル、先物出来高約12億ドル・スポット約1.4億ドル。
- ミッドターム年の季節性:XRPは過去のミッドターム年(2014・2018・2022、そして2026)で、いずれも1〜6月が弱く、2014・2022は6月に底を付けた。ただし2018は底が遅れて長期化。「H1は歴史的に弱い→H2に注目」という見立てだが、底が確定した保証はない(1.08ドルを維持できるかが一つの目安)。
- Brad Garlinghouse(Ripple CEO、Fox Business):「ブロックチェーンは今『ChatGPTの瞬間』にいる。Clarity法案は五分五分よりやや上の確率だが、通っても通らなくても、この変化は今後1〜2年で不可避」。
総評
今日は政治的圧力の面で、Clarity法案に追い風が吹いた。特に法執行機関が反対から支持・中立へ転じたのは大きい——「Clarity法案は犯罪者を利する」という最も感情に訴える反対論の担い手が、条文改訂を受けて降りた。Fidelity・Schwab・Goldmanという重量級が公然と可決を求め、宗教団体まで加わった。Warren議員の反対は依然強いが、その「犯罪者を利する」という主張は、FOP(37.5万人)の支持表明と正面から矛盾する。
ただし、支持表明が増えることと、票が揃うことは別だ。ここは昨日から変わらない。Thuneが休会前に採決を行うのは、可決の目処が立ったからではなく、「反対者を記録に残してあぶり出す」ためであり、なお約10人の民主党賛成が要る。倫理条項のDOJ vs 州司法長官という一点は未解決のまま。外部の後押しは、この一点を直接には解かない。Eleanor Terrettの「年内に無理なら今の10年代は難しい」という警告は、締め切りの重さを改めて示している。
②の観点で今日拾えたのは、Ripple自身の文書がXRPを「補完的な決済・担保資産」と位置づけていたことだ。これは、これまで当サイトが「トロイの木馬の筋」(RLUSDがXRPLを機関の場に育て、そこでXRPが使われる)と呼んできた経路を、Ripple自身が言語化したものと読める。材料としては前進だが、「will increasingly serve(今後増していく)」という未来形である点を見落としてはいけない。RLUSDのマルチチェーン展開がXRPLサイドチェーンにアンカーされるのは事実だが、そこで消費されるのはラップドXRPのガス(極小)であって、まだ「XRPの実需」ではない。設計としての位置づけと、実際の需要は、今日もなお別だ。
市場は1.10ドル前後で、ミッドターム年の季節性(H1弱・H2注目)という緩い追い風の話も出たが、これはチャートの経験則であって確度の高い材料ではない。Garlinghouseの「通っても通らなくても変化は不可避」という言葉が、今日いちばん腹に落ちる。近い触媒(Clarity)に一喜一憂しつつ、遠い構造(②・XLS-66・許可制ドメイン)を別の時計で追う——この姿勢は今日も有効だ。
情報ソース
以下の2026-07-26取得分(15本)を基にまとめた。
- [Crypto Sensei] XRP LAST CHANCE BEFORE XRP CLARITY EXPLOSION — https://www.youtube.com/watch?v=BZT5WP7vLlQ
- [Crypto Sensei] THE NEXT CRYPTO EXCHANGE COULD BE YOUR BANK — https://www.youtube.com/watch?v=0SMv_mLf8O8
- [Crypto Sensei] OMFG THE CLARITY ACT JUST EXPLODED — https://www.youtube.com/watch?v=eQmuqQ_RTg8
- [Crypto Sensei] CLARITY ACT MAJOR ANNOUNCEMENT!!! IT’S NOW OR NEVER — https://www.youtube.com/watch?v=cdtjlTyAO18
- [Ripple Bull Winkle] MEGA NEW RIPPLE XRP ACQUISITION (AMAZON & RIPPLE) — https://www.youtube.com/watch?v=H6Z92eRjPO0
- [Ripple Bull Winkle] TRUMP JUST AGREED TO A MASSIVE CLARITY ACT XRP DEAL?!?! — https://www.youtube.com/watch?v=mxPPBWbGThE
- [Ripple Bull Winkle] XRP SIGNED FOR TRILLIONS!!! INSTITUTIONAL SCALE EXPOSED — https://www.youtube.com/watch?v=5j5dF1Zn0vk
- [Digital Outlook] XRP What Happens If The Clarity Act DOESN’T Pass!💥 — https://www.youtube.com/watch?v=sdUOthojJ68
- [The Bull Winkle Blue Print] XRP CONFIRMED! WHY THIS IS A MASSIVE TURNING POINT — https://www.youtube.com/watch?v=bCHxOK-DoD0
- [The Bull Winkle Blue Print] Did Brad Garlinghouse Just Leak The New XRP Regulation? — https://www.youtube.com/watch?v=h7hdnw8GnNE
- [Cheeky Crypto] XRP Holders Need to See These 3 Signals — https://www.youtube.com/watch?v=buS7DXbWreE
- [Cheeky Crypto] Traders are turning BULLISH on XRP… but there’s a problem — https://www.youtube.com/watch?v=LgwraliN2js
- [Cheeky Crypto] This MoneyGram XLM move is HUGE — https://www.youtube.com/watch?v=fxJK3PdlQNk
- [Stock Moe] XRP The MOTHER Of All Short Squeezes Is Loading — https://www.youtube.com/watch?v=bh3lN-uzslg
- [The Crypto Republic] XRP Price About To Skyrocket Or Crash? | Clarity Act Analysis — https://www.youtube.com/watch?v=RICT5IIAwMY
※注記
以下は除外した:
- 「Amazon & Ripple の買収/提携」という枠づけ(動画5・7)。実際はAmazonが「crypto ecosystem lead」の求人を出しただけで、Ripple買収でもAmazon-Ripple提携でもない。誇張
- 「XRPがトリリオンで署名」「4,000兆ドルの決済をXRPが担う」等の規模の断定。DTCCが「その他数社」と協働なのは事実だが、XRPは名指しされていない
- 価格予測($1.90 / $2.80 / $3.40 / $3.50、2024年の650%上昇の再現パターン)、5.47億ドルのショートスクイズ論
- FortisX / Uphold / iTrustCapital / xrprightnow.com 等のスポンサー枠
- MoneyGram×XLM(Stellar)はXRPと別件のため本文では扱わず
支持表明の裏取りについて:本稿のFidelity・Schwab・FOP等の支持は複数動画で一致した報道値だが、各団体の公式声明原文までは未確認。重要イベントとして扱う際は一次ソースの確認が望ましい。
関連動画














