XRPファンダメンタルズ 2026年7月25日
今日で、Clarity法案の票読みの実態がはっきりした。これまで「民主党が渋っている」という構図で語られてきたが、実際は共和党の票も50に届いていない。Tillisに加え、Curtis・Cornyn・Cassidyが銀行…
主要ニュース
Clarity法案:票は両党とも足りない、という全体像が固まった
昨日のThune院内総務「8月前の可決は難しい」発言を受け、票読みの実態が具体化した。結論は「民主党だけでなく共和党の票も足りない」。
反対しているのは民主党だけではない
- 共和党側:Tillis(倫理条項で反対)に加え、Curtis(ユタ)、Cornyn(テキサス)、Cassidy(ルイジアナ)が銀行の「預金流出」懸念を共有。McConnellは病気で投票不可。Punch Bowl News は「Clarity法案は上院で50票すら無い、ましてや60票には遠い」と報道。Crypto Senseiの試算では、共和党52からこの4人を引いて48、つまり60まで「12票足りない」。
- 民主党側:Alsobrooks、Booker、Cortez Masto、Gallego、Hickenlooper、Warner、Warnock の7名が連名で「現行の共和党案は不十分(倫理・消費者保護・違法金融・利益相反・市場健全性を強化すべき)」との声明。ただし「今後も超党派で協力を続ける」と扉は残している。
- Scaramucciの採点表(動画20):共和党51 yes / 2 no、民主党2 yes / 45 no = 計53、必要60。スイング候補はHawley(共)、Cortez Masto・Booker・Hickenlooper・Warner(民)、Gillibrandは yes に傾くとの見方。
業界は圧力、Thuneは「採決を強行」戦略
- Digital Chamber・Crypto Council for Innovation・Blockchain Association が Thune / Schumer 宛に連名書簡。「法執行の違法金融対策強化と、初の包括的な消費者保護枠組み」を評価し、超党派協議を続けつつフロアのプロセスを早く始めるべきと要請。
- Goldman Sachs CEO David Solomon が他行CEOと袂を分かち、Clarity法案支持を表明。一方で銀行ロビー(ABA、Bank Policy Institute、ICBA、US Hispanic Chamber of Commerce)は「預金流出」を理由に反対を継続。
- Thuneの戦略は「完全な合意なしでも来週フロアに乗せ、誰が本当に反対かをあぶり出す」。DeFi Education Fund は BRCA(開発者保護)維持と法執行ツール追加を評価。
Trumpが上院を非難、日程も混雑
Trump大統領が「上院は物事を殺したいときに送る場所だ」「フィリバスターを廃止しろ」「みんなThuneに電話しろ」と上院を公然と非難。ホワイトハウス(Witt)とThuneの責任の押し付け合いも。Wittは「Thuneの発言に当惑している、8月第1週はまだ会期中なので諦めていない」とし、Kristen Smith も「8月7日前に可決する道は残っている」と主張。ただし来週はLindsey Graham議員の追悼(多くの共和党議員が出席)、継続予算(CR)審議と政府閉鎖リスク(約41%)が上院の時間を奪う懸念。残り法定会期は9〜13日。
RippleのRLUSD拡張:Mint、LMAX、Notabene
RLUSDを「使えるステーブルコイン」から「機関向けの決済・担保レール」へ押し上げる動きが重なった。
- Ripple Mint(昨日公表):RLUSDのmint/redeem/管理をUI・API・クロスチェーンで一元化。CircleのUSDCスタックへの回答。
- LMAXへ1.5億ドルの資金拠出:RLUSDをLMAX(機関向けFX・暗号資産の執行venue)の中核担保として統合。FX・スポット・パーペチュアルの証拠金・決済に使えるように。RippleがXRPL上の決済ソフト企業から流動性・担保プロバイダーへ広がる動き。
- Notabene(Notaban)への出資:FATFトラベルルール対応のコンプライアンス・レール。年間2兆ドル超の取引量、100超の法域、2,000〜2,300の金融機関を接続。RLUSDがこの事前承認済み(KYC・トラベルルール準拠)ネットワークで使えるようになる。
機関投資家・パートナーシップ
RLUSDの発行主体(昨日の転写エラーを訂正)
RLUSDはStandard Custody & Trust Company(Rippleが保有するNY DFS認可トラスト)が発行し、準備金は分別管理で現金・短期国債で裏付け。昨日ある動画が「Standard Chartered発行」と述べていたのは誤り(Standard CharteredはUKの別銀行)で、今日の複数動画がStandard Custodyと明示した。RLUSDの時価総額は約15〜18億ドルで米ドルステーブルコインの上位10位圏。
Citi:カストディはMetaco(Ripple)、ただし決済はRippleではない
Citiのデジタル資産部門がMetaco(Rippleが買収)のプラットフォームでカストディを構築。ただし「Citiが決済にRippleを使うとは思えない、少なくとも現時点では」との解説は昨日から不変。CitiはVolante経由でRippleのプロセッサモジュールも利用。
BNY Mellon
RLUSD準備金の主要カストディアンとして、24/7トレジャリー決済に向けRLUSDを共同で推進(昨日の続報)。
市場・マクロ
- XRP 約1.10〜1.15ドルの帯(記録中に1.11ドル前後へ下落する場面)。
- Fed会合が7/28-29(水曜)。追加利上げの確率が急上昇(ある動画は「3倍」と表現)。インフレとエネルギー高(イランが米国の停戦案を拒否、中東情勢)が引き締め方向の逆風。
- BTCは65→63ドル近辺。7月は季節的に強いとの見方もあるが、マクロリスクが крипто市場全体に波及。
総評
今日で、Clarity法案の票読みの実態がはっきりした。これまで「民主党が渋っている」という構図で語られてきたが、実際は共和党の票も50に届いていない。Tillisに加え、Curtis・Cornyn・Cassidyが銀行の預金流出懸念を共有し、McConnellは病気で投票できない。つまり「全共和党+民主党10人」という前提のうち、共和党側から既に崩れている。Scaramucciの採点でも53票で、60まで7票足りない。Thuneが来週フロアに乗せて反対者をあぶり出す戦略を取るとしても、Graham追悼・政府閉鎖リスク・CR審議で上院の時間は削られる。楽観できる状況ではない。
ただし、これも「遅延であって頓挫ではない」という昨日の整理は変わらない。GallegoとTillisが対案を作っており、Gallego自身が「対案をフロア到達前に送り返す」と述べている=法案はフロアに向かう前提で動いている。Wittの「8月第1週はまだ会期中」も事実だ。8月7日を逃せば9月・12月へずれるが、テーゼの時間軸(2030年)とは独立している。
今日いちばん重要なのは、実はClarityでもRLUSD拡張でもなく、CoinMarketCapが突きつけた一文だ——「話は良くなったが、価格は良くならなかった。XRP ETFは6月末までに14.7億ドルを集めたのに価格は下げ続けた。これは機関がRippleのインフラをXRPに一切触れずに使える兆候だ」。これは当サイトが繰り返してきた②の問い(XRPというトークンが価値を捕捉するか)を、メインストリームのデータ提供元が正面から言語化したものだ。今日のRLUSD三連発(Mint・LMAX・Notabene)は、まさにこの懸念を体現している。いずれもRLUSD中心で、XRPはEVMサイドチェーンのガス(ラップドXRP)として間接的に関与するにとどまる。Rippleという会社が機関金融に深く食い込むことと、XRPというトークンが使われることは別だ——この区別は今日の材料でむしろ強まった。
Ripが会社として成功することはXRP保有者にとって必要条件ではあっても十分条件ではない。②が埋まる決定的な観測点は、これまで通り「許可制ドメイン下でXRPLのDEXが機関に使われ、XRPがブリッジとして消費されるか」であって、RLUSDの機関採用そのものではない。今日のニュースは「レール(会社・RLUSD)の前進」であって、「トークン(XRP)の需要」の実証ではない。ここを混同しないことが、今日の一番の学びだ。
情報ソース
以下の2026-07-25取得分(22本)を基にまとめた。
- [Crypto Sensei] BREAKING CLARITY ACT XRP NEWS!!! WE HAVE 9 DAYS LEFT — https://www.youtube.com/watch?v=QaVbziLI_DU
- [Crypto Sensei] NEW RIPPLE XRP DEAL JUST CONFIRMED HIGH PRICE?!?! — https://www.youtube.com/watch?v=KUb7OBeZeW8
- [Crypto Sensei] SPEND CRYPTO WITHOUT SELLING IT — https://www.youtube.com/watch?v=zEbhiqwjwf0
- [Crypto Sensei] RIPPLE LINKED TO CITI BANK??? NEW GLOBAL RAILS ARE LIVE — https://www.youtube.com/watch?v=Xi6GYtEu6TU
- [Crypto Sensei] XRP NO… CLARITY ACT JUST GOT K1LLED?! — https://www.youtube.com/watch?v=IQNlA—ula8
- [Crypto Sensei] RIPPLE’S RLUSD IS A BRIDGE TO BIG MONEY!!! — https://www.youtube.com/watch?v=d34GQsWWiTc
- [Ripple Bull Winkle] RIPPLE JUST DROPPED A MAJOR BOMBSHELL — https://www.youtube.com/watch?v=mhlLU283kuo
- [Ripple Bull Winkle] MASSIVE UPDATE! CLARITY ACT BILL UPDATE IS OUT! — https://www.youtube.com/watch?v=uivY7IHS9EM
- [Ripple Bull Winkle] URGENT CLARITY ACT BOMB!! ($2500 XRP = REAL?!?!) — https://www.youtube.com/watch?v=jsCcySDBMsY
- [Ripple Bull Winkle] CITADEL, FIDELITY & SCHWAB JUST ENTERED XRP!!!! — https://www.youtube.com/watch?v=W59wuX2ZmFY
- [Digital Outlook] XRP Is About TO GO $$$ CRAZY! BOOOOOM!💥 — https://www.youtube.com/watch?v=ea_jbacJEQY
- [Digital Outlook] XRP Charts Mirroring 66,000% Move of 2017! — https://www.youtube.com/watch?v=4GjlZJIN9Hk
- [The Bull Winkle Blue Print] LAST CHANCE FOR XRP HOLDERS? — https://www.youtube.com/watch?v=6IpwA5IELko
- [The Bull Winkle Blue Print] XRP Holders: The Clarity Act Vote Has A Date! — https://www.youtube.com/watch?v=qM6Sr8Pe2dQ
- [Cheeky Crypto] XRP has been abandoned… — https://www.youtube.com/watch?v=8Sv72tx1Wlo
- [Cheeky Crypto] XLM’s Biggest Opportunity Comes With a Catch — https://www.youtube.com/watch?v=jxz49zIWq7c
- [Cheeky Crypto] Ripple just revealed their XRP strategy… this is huge — https://www.youtube.com/watch?v=iES8t30hZTA
- [Stock Moe] RATE HIKE Odds Just TRIPLED! The FED Meets Wednesday — https://www.youtube.com/watch?v=JgdaWjKCkOE
- [Stock Moe] XRP AT THE 1 YARD LINE: $27 Or $1? — https://www.youtube.com/watch?v=aS065CSap2Q
- [Paul Barron Network] Trump Lashes Out at Senate Delays: CLARITY Act Out of Time!? — https://www.youtube.com/watch?v=WB-SnKTlqVc
- [Paul Barron Network] Macro Risks vs Crypto: Technical Analysis — https://www.youtube.com/watch?v=IKct0m5w9C8
- [The Crypto Republic] URGENT Clarity Act Just Dropped — 616 Pages — https://www.youtube.com/watch?v=QhPjrW8Rm4M
※注記
以下は除外した:
- 「XRP $2,500」「$27」「2017年の66,000%上昇の再現」等の価格予測・チャート類推
- 「Citadel・Fidelity・SchwabがXRPに参入」という見出し。実態はEDX Markets(これら機関が出資)へのRipple統合の話で、XRP直接参入ではない
- 「RippleがXRPで年2兆ドルの取引量を解禁」という枠づけ。実際はRLUSDがNotabeneの2兆ドル規模ネットワークに接続する話で、XRP自体の需要ではない
- FortisX / Cryptofolio / Uphold / OKXアフィリエイト / iTrustCapital 等のスポンサー枠
- BTC/ETH/BMNR/MicroStrategyの価格ターゲット・トレード論(動画21、XRPと無関係)
RLUSD発行主体の訂正:昨日の記事で「Standard Charteredの可能性」と保留していたが、今日の複数動画が Standard Custody & Trust Company(Rippleが保有するNY DFS認可トラスト)と明示。昨日の転写「Standard Chartered」は誤りだった。
票数について:本稿の票読み(共和党48前後、計53等)は動画・Punch Bowl News・Scaramucciの試算に基づく報道値であり、日々変動する。確定値ではない点に留意。
関連動画





















